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収納マンこと、TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王 芝谷浩のブログ。部屋別・モノ別収納法、オススメ収納グッズ・家具、主夫の家事にまつわる話などを紹介します。

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「プライバシー」と「食う」&「寝る」が大切!?今どきの新婚さんの婚礼家具購入実態

      2017/11/18

新婚さん・イメージ

もうすぐ6月。6月と言えば”June Bride”、ブライダルシーズンですね。昨年12月に発表された「ゼクシィ新生活準備調査2014」から、今どきの新婚さんの婚礼家具購入実態に迫ってみたいと思います。これから結婚を考えられている方は参考に、既に結婚をされている方は若かりし頃を思い出しながらご覧いただければと思います。

※以下、この調査の 「インテリア・家具」 とは、家具や寝具に加えて、カーテン類やカーペットを含みます。

 

新婚生活のスタートにあたっては必要最小限を揃えて買い足すのが吉

  • 約95%の新婚さんがインテリア・家具を購入
  • 約26%の新婚さんが一度に一通り揃え、約58%が後日買い足して揃えた

この調査には家具だけでなく、カーテンなどのファブリック類も含みます。憧れの新婚生活がスタートしてもカーテンもなくプライバシーも何もない状態では幻滅するでしょうから、約95%の新婚さんがインテリア・家具を購入をするのは当然のことと言えます。

一方で、結婚前には多くの準備が必要となりますし、新居が決まるのはかなり直前のことになることが多いと思います。後述の通り、平均で入居日の1.6ヵ月前にインテリア・家具の購入を検討し始めるわけですから、バタバタと急いで一気にまとめて購入するのはリスクを伴います。インテリア・家具については必要最小限のものだけを揃えて、あとは状況を見て買い足していくというのが良いと言えるでしょう。



新婚さんが家具を買うのはやっぱりホームセンターやニトリ?

  • インテリア・家具を購入するにあたり訪問した店舗数は「3店舗」が最多で約28%
  • 購入した店舗は「ホームセンターの家具売場」(約81%)、「インテリアショップ・家具専門店」(約66%)、「インターネット通販」(約34%)、「大型家具専門店」(約26%)
  • 最も利用した店舗で購入した理由は「品揃えが豊富だから」(約54%)、「他店より価格が安かったから」(約53%)、「お店の雰囲気、センスがよいから」(約33%)

インテリア・家具を購入するにはやっぱり比較検討することが大事です。その点で、3店舗回った新婚さんが多かったことは個人的にはホッと一安心というところです。まあ欲を言えば、4~5店舗は見てもらいたいところですが、なかなか田舎のほうでは難しいだろうと思います。

驚いたのは、ホームセンターの家具売場で購入した人が約81%と圧倒的に高かったことです。ニトリをホームセンターと分類した人も相当いたとは思いますが、低価格帯がほとんどを占めるニトリに比べ、ナフコや島忠(ホームズ)などは割りと広い価格帯を十分なボリュームで展示しており選びやすいのは事実です。また、田舎で家具を買うとなると、ホームセンターかニトリくらいしかないというのも事実。老舗の家具屋さんがあっても今どきの若い人のセンスとはまったく合わないですからね。

品揃えと価格という購入にあたって重視した2つのポイントでも、ホームセンターやニトリが支持されたであろうことは想像しやすいと言えます。余談ですが、大型家具専門店やそこに重きを置いている家具メーカーはそろそろ目を覚ます時期じゃないですかね?

 

婚礼家具は2人の給料1ヵ月分、1ヵ月間で検討

  • インテリア・家具の購入にかかった費用は「20~40万円未満」(約32%)が最多、次いで「20万円未満」(約28%)、「40~60万円未満」(約17%)。平均は44.6万円。なお新生活準備のためにかかった費用の総額は平均78.1万円で残りは家電製品等の36.9万円。
  • インテリア・家具購入の費用負担は「2人で」(約53%)、「夫」(約20%)、「妻の親」(約12%)
  • 平均で入居日の1.6ヵ月前にインテリア・家具の購入を検討し始め、0.6ヵ月前に購入を開始している。平均検討期間は1.0ヵ月間。
  • インテリア・家具を購入する際に利用した情報源は「実際に店頭で下見をして」(約61%)で最多、次いで「インターネット(パソコンで閲覧)」(約41%)、「通販のカタログ」(約27%)

インテリア・家具の購入にかかった費用は「20~40万円未満」(約32%)が最多ということで、また、インテリア・家具購入の費用負担は「2人で」(約53%)ということがもっとも多いことから、かなりザックリ言うと、2人の給料合わせて1ヵ月分程度というのが一つの目安と言えそうです。

平均で入居日の1.6ヵ月前にインテリア・家具の購入を検討し始め、平均で1ヵ月間で検討し、入居の0.6ヵ月前に購入というのも、一般的に賃貸住宅の契約が3ヵ月前程度前から可能ということを考えると、妥当なところだと思います。ただ、新生活準備のためにかかった費用の総額の半分以上がインテリア・家具に費やすことを考えれば、「たかがインテリア用品」と考えずに密度の高い1ヵ月間を過ごしてもらいたいですね。ちなみにカーテンやソファのイージーオーダーには1~2週間程度かかるので、0.6ヵ月前の購入でもギリギリ間に合います。

 

新婚さんは「プライバシー」と「食う」&「寝る」が大事!

  • インテリア・家具のアイテム別の購入率は「カーテン類」(約85%)、「食器棚」(約62%)、「ダイニング家具」と「自分たち用の布団」(ともに約61%)、「ソファ」(約57%)、「AVボード」(約55%)、「自分たち用のまくら」(約52%)、「ベッド」(約51%)、「整理だんす」(約35%)、「来客用の布団」(約15%)、「ドレッサー」(約15%)、「洋服だんす」(約10%)、「和だんす」(約2%)、「婚礼たんすセット」(約2%)
  • アイテム別の購入費用の平均は「ベッド」が16.0万円で最も高く、次いで「ダイニング家具」が8.0万円、「自分たち用の布団」が7.5万円、「ソファ」が7.3万円
  • 一度に一通りを買い揃えた人のインテリア・家具の購入アイテム数は「5点」が20%で最も高く、次いで「6点」と「8点」がともに15%、「4点」が13%と続く。平均は6.0点。
  • 今後インテリア・家具を買い足す予定の人に対して、今後買い足す予定のインテリア・家具の種類を尋ねたところ、「ソファ」が40%で最も高く、次いで「整理だんす(チェスト)」が35%、「ベッド」が31%で続く。

これは何も新婚さんに限ったことではないですが、購入アイテムの上位を見ると、「カーテン類」(→プライバシー)、「食器棚」+「ダイニング家具」(→食う)、「自分たち用の布団」(→寝る)というのがもっとも大事なことのようです。寝食が大事というのは本能的で当然ですが、それよりもプライバシーに重きを置いているという点が現代的と言えるでしょうか。

次に重要なのが「寛ぐ」ということ。「ソファ」、「AVボード」と続きます。

一方で随分地位を落としているのが婚礼タンスをはじめとした収納家具です。「ベッド」(約51%)と次点の「整理だんす」(約35%)の間には大きな隔たりがあります。購入価格の平均で見ても、「ベッド」(16.0万円)、「ダイニング家具」(8.0万円)、「ソファ」(7.3万円)に対して、「たんす」は5.5万円。しかもたんすは、他の家具と違って複数購入している可能性が高いため、1竿当たり平均単価はもっと低いと考えられます。

個人的にもたんすはそれほど重要ではなく、ポリプロピレン製の引出式衣装ケースに置き換え可能なものだと考えますが、伝統的な日本の家具と言えるたんすの存在感がここまで低くなっていることは、業界の怠慢によるところが大きいと思います。たんすメーカーのパモウナみたいなところが出てこないものでしょうか?

 

今どきの若者って言うと頼りない感じがするのはいつの時代もそうなんでしょうけど、今回の調査を見る限りは今どきの新婚さんはとてもしっかりしているなーと思いました。特に、「必要最小限を揃えてあとで買い足す」、「ホームセンターやニトリを中心に複数店舗に足を運び、じっくりと時間を掛け、ネットでも情報を得る」という選び方は正しいと思います。

家具業界はこういった傾向をもっと真摯に受け止めなければならないと思いますね。

 - 収納グッズ・家具, その他の家具, インテリア, キッチン, リビングダイニング, ウォークインクローゼット, 住宅・リフォーム・引越し ,

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