【石膏ボード壁用フック5選】100均で手に入るものから壁にまったく穴を開けないものまで

一般的に昔の家には木の柱があって、そこに壁掛け時計やカレンダーを吊るしたり、長押(なげし)に神棚などを取り付けたものでした。しかし現在の住宅のほとんどは木の柱が表面に見えておらず、和室でも付長押(つけなげし)が付いていないことが多いです。

現在の住宅の多くは壁が石膏ボードでできており、木ネジや釘ではフックを固定することができません。木造住宅の場合は下地のある場所を探して長い木ネジを使えばフックを取り付けできますが、思ったような場所に下地がないことが多いですし、やはり痕が残るのが厄介です。

そんなときは石膏ボード壁用のフックを使いましょう。様々なタイプのものがあるのですが、基本的には下記の5タイプです。それぞれにメリットとデメリットがありますので、ニーズに合わせて選びましょう。

プッシュピンフック

石膏ボード壁用のフックは100円ショップでも購入することができます。100円ショップで販売されているのは「プッシュピンフック」と呼ばれるものです。だいたいどこの100円ショップでも5個入りで税込108円です。

プッシュピンフックのメリットは、価格が安く、手軽に入手できること。また、押しピンのように壁に挿すだけでOKということです。一方のデメリットは、フックの先が太くて小さいのでモノによっては掛けられない場合があり、耐荷重は1kg未満と小さいこと。また樹脂製のため壊れやすく、安っぽく見え、意外と壁に対して斜めにピンを挿すのが難しいことです。

和気産業・Jフック

もっともメジャーな石膏ボード壁用フックは、和気産業の「Jフック」のように3本の小釘で取り付けるタイプです。大抵どこのホームセンターでも購入することができます。このタイプは3本の小釘をそれぞれ別の向きに打つのですが、同じ方向に3本打つタイプもあります。

Jフックのメリットは入手がしやすく耐荷重が数kgあることです。コストパフォーマンスも良いほうです。デメリットは小釘を3本打つのが結構面倒なことです。

東洋工芸・かけまくり

収納マンのイチオシは東洋工芸の「かけまくり」です。一部のホームセンターで購入可能です。

かけまくりのメリットはワンプッシュで取り付け可能なことです。耐荷重が数kgあり、ラインナップも豊富です。一方のデメリットはJフックに比べると高価であることです。

ちなみに、かけまくりは無印良品の「壁に付けられる家具」でも採用されています。

若林製作所・壁美人

若林製作所の「壁美人」はもっとも画期的な石膏ボード壁用のフックのひとつです。他の多くはピンまたは小釘で留めるのですが、壁美人はホッチキスで壁に固定するのです。

壁美人の一番のメリットは、ピンや小釘よりもさらに細いステープルを使用するので痕がほとんど残らないこと。ラインナップも豊富です。一方のデメリットは価格が高いことと、何度もステープルを打つ必要があるので面倒なこと、無駄に大きいことです。また、取り扱っているホームセンターは少ないです。

ちなみに壁美人を使った壁面収納ラックも多数販売されていますが、いずれも高価です。

清和産業・くりぴたフック壁紙用

清和産業の「くりぴたフック壁紙用」はもっとも先進的な石膏ボード壁用フックと言えます。ピンも小釘もホッチキスも使わず、貼って剥がせる接着剤で壁紙に固定するのです。

くりぴたフック壁紙用のメリットは壁にまったく痕が残らないこと。一方のデメリットは他に比べると耐荷重が小さいことと、高価であることです。

以上、5種類の石膏ボード壁用フックを紹介しました。どれも一長一短で一概に良い悪いは言えません。基本的に100円均一のものはあまりオススメしませんが、コストパフォーマンスで選ぶなら「Jフック」、取り付けの手軽さも考慮するなら「かけまくり」でしょう。

また、できるだけ痕が目立ちにくいものをご希望なら「壁美人」、まったく痕を残したくなくて軽いモノを掛ける場合は「くりぴたフック壁紙用」を選ぶのもよろしいかと思います。

【関連記事】

スポンサーリンク
スポンサーリンク