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「amazonランキング大賞2018(年間)」発表!収納用品はホムセンと微妙な距離感

前回まで1週間連続でお送りしたBenQのプロジェクター収納の記事はいかがだったでしょうか。計7本の記事を一気に書き上げるのは本当に大変でしたが、とても楽しく取り組むことができました。

SwitchもOK!BenQの4Kプロジェクター「TK800」使ってみた[PR]
BenQの4Kプロジェクター「TK800」を使ってみたレビューです。Amazon Fire TV stickやニンテンドーSwitch、Wii U、ノートパソコン、ブルーレイレコーダーの接続もOK。小学生でも直感的に使える操作性で、さすがに映像も大変美しいです。

一応、PR記事ってことになってますけど、文末にBenQのホームページへのリンクが貼られているだけに近い状態で、実は内容のチェックなんて皆無だったんですよ。おかげで本当に自由気ままに書くことができて、「ベンキュー、ベリーマッチ!」と思った次第です(笑)

いや、本当にBenQは良い会社です。家具や収納グッズの業界に身を置いていると、BenQは神様にしか見えません。本気で転職を考えてしまいます(苦笑)

というわけで、このままずーっとBenQ絡みで進みたいところですが、そうも参りません。現実から目を背けることなく、今回も収納用品の話題をお送りしたいと思います。

 

BenQの連載でご紹介が遅れましたが、毎年恒例となっている「Amazonランキング大賞2018(年間)」が発表されました。もちろん、こちらで扱うのは収納部門です。明らかに何かに忖度しているナンチャラ検索大賞なんかと違って、アマゾンでの販売データに基づく公正なランキングだと思います。

集計期間は2017年11月13日から2018年10月31日。まずはトップ3から見て参りましょう。

Amazonランキング大賞2018(年間)

出典:PR TIMES

 

第1位 アイリスオーヤマ・チェスト ワイド3段W-543

第1位はアイリスオーヤマの「チェスト ワイド3段W-543」。2017上半期から数えて4回連続1位という快挙となりました。ぶっちゃけ、2018上半期の記事をコピペして書いてます(笑)

ただ、真面目な話、5回連続はないかもしれません。実はこの1ヶ月以上、このチェストはアマゾンが販売してないからです。代わりに販売と配送を担っているのはアイリスプラザ。そう、事実上のアイリスオーヤマによるメーカー直売です。

最近は配送コストがネットショップの収益を圧迫しており、アマゾンとて例外ではありません。一方でアイリスオーヤマは物流設備を整えて出荷コストを抑えたのでしょうか、アマゾンが販売するよりも安くでマーケットプレイスを利用して販売しています。そういうこともあってアマゾン自身が販売しなくなったのでしょう。

それでも一時は2,000円を下回ることもあったこちらのチェストも最近は3,000円くらいになっています。それでもホームセンターで買うより安いくらいなのですが、その値段で堂々とメーカーが直売し続ければホームセンター各社も黙って見過ごすわけにはいかないでしょう。プロパー頼みの島忠ホームズあたりは死活問題です。

というわけで、2019上半期はこちらのチェストはトップから陥落するかもしれません。ちなみに、2個買いなら木天板の「ウッドトップチェストWTW-543」のほうがお買い得だと思いますよ(2018/12/06現在、以下同)。



第2位 Vacplus・ふとん圧縮袋 ポンプ付き

第2位はVacplus「ふとん圧縮袋 3枚入 ポンプ付き」です。以前から上位をうかがう勢いではありましたが、とうとう第2位にまで上りつめてしまいました。

下半期は特にタイムセールを連発したことが功を奏したのだと思います。しかし、布団圧縮袋はメーカー品が2枚入りで500円程度からホームセンターで販売されていることを考えると、ポンプ付きとは言え3枚で1,000円以上というのは安くありません。

レビューを見ると、100均の圧縮袋と比較しての話が多いうえに、布団圧縮袋を初めて使った人が多いという印象で、ホームセンターでの相場を知らない人が多いようです。アマゾンでの布団圧縮袋のランキングには国産を含めて日本のメーカーは上位にまったく上がっていないということも見て取れます。

おそらく、東和産業など日本のメーカーはホームセンターのPB(プライベートブランド)で布団圧縮袋を販売しているので、アマゾンでの販売には積極的ではないのでしょうね。気持ち的には分からなくもないのですが、本当にそれで良いのかと思ってしまいます。

ちなみに、Vacplusのふとん圧縮袋は第7位にもランクインしています。

 

第3位 アイリスオーヤマ・モジュールボックスMDB-3S

第3位はアイリスオーヤマの「モジュールボックスMDB-3S」。2018上半期は第2位まで上り詰めましたが、前述のふとん圧縮袋に譲ってしまった格好です。

ともあれ、アイリスオーヤマのモジュールボックスは一般的なカラーボックスよりも一回りコンパクトで部屋に置きやすいだけでなく、低コストで消費者にとってもメリットが大きいです。一般的なカラーボックスを引き離してトップ3をキープしたというのは偉業と言えるでしょう。

 

第8位 アイリスオーヤマ・シューズキーパーSKP-2MV

このまま順番に紹介してもキリがないので、以下は目立ったところだけを紹介して参りたいと思います。第8位はアイリスオーヤマの「シューズキーパー メンズ 2足セットSKP-2MV」。Amazonランキング大賞の収納部門ではコモディティな収納グッズばかりランクインするものと思ってましたが、こういうのもアリなんですねー。

ただ、これは価格が大きく影響しているようです。昨年までは概ね1,000円前後で推移していたところが、今年の下半期はほぼ400円以下となっており、100均と比較してもコスパが良いと認識されたのだと思います。

型崩れを防止するという本来の用途だけで言えば、十分と言えるのではないでしょうか。

 

第14位 アイリスオーヤマ・ランドリーバスケットLB-M

アイリスオーヤマばかりでスイマセン。前回までは過去の大賞の結果が見れたのですが、今回からは見れなくなってしましました。そのため、確証はないのですけど、こんな普通のランドリーバスケットがランキング上位に食い込むことはこれまでなかったように思います。

第14位にランクインしたアイリスオーヤマの「ランドリーバスケットLB-M」は、誰がどう見ても普通のバスケットです。価格も418円と普通です。タイムセールを連発した形跡もありません。

ただ、この3年ほどで500円強から418円まで徐々に値を下げつつ、1,000円を超える価格で販売されている日も少なくありません。おそらくアマゾンは価格と販売数と粗利益のバランスを見極めようとしているのでしょう。その結果が普通のランドリーバスケットであるにもかかわらず、第14位にランクインしたということなのだと思います。

 

今回のamazonランキング大賞2018(年間)の収納部門では、20位までのうちアイリスオーヤマの商品が6つランクインしました。ドウシシャの4アイテム、天馬の3アイテムなどを引き離して、圧倒的な強さを見せつけた格好です。ただ、アイリスオーヤマは今年、アマゾンでクーポンを頻発していた印象もあるので、ひょっとしたらその影響もあるかもしれません。

また、上位20位は多くが常連アイテムばかりとなりました。しかしながら、冒頭でもお伝えした通り、物流コストの問題やホームセンターとの競合といった外的要因によって、今後はメンツが入れ替わる可能性が考えられます。

嵐の前の静けさとなるでしょうか。まずは2019上半期のランキングを楽しみにしたいと思います。

 

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