今回はまずお知らせから。先に「学習机評論家のオススメ」で紹介させていただいたのですが、お子さん4人全員を東大理Ⅲに送り出したことで有名な「佐藤ママ」と、学習机評論家であるわたくし収納マンのインスタライブが、11月19日に開催されます。

インスタライブで配信されるのですが、浜本工芸の大阪ショールームの会場でもご参加いただけます。またとない機会ですので、万障お繰り合わせの上ご来場ください(会場参加の場合は要予約)。
今回のイベントの依頼があった当初、佐藤ママと私は別会場もしくは別日程だと思っていたんです。しかし、予想に反して同じ日に同じ会場でおこなうということが分かり、慌てて佐藤ママの数ある著書の中から一冊(「3男1女 東大理III合格百発百中 絶対やるべき勉強法」)を拝読させていただきました。
そうしたら、意外なことに共感の嵐でしたねー。勉強の仕方についてはもちろん、片づけ、収納にも通じる部分がすごく多いと感じました。人によって、引っ掛かるポイントがそれぞれ違うというところも似ていると思います。
たとえば片づける際に、「捨て方が分からない」というところでつまづく人もいます。今はゴミの分別の仕方が複雑ですし、ちゃんとルールを守ってゴミを出したつもりでもウルサ方から何か言われることもありますからね。
そんな方にとって、ちょっとありがたいサービスがamazonでスタートしました。
※価格および仕様はすべて2021/11/15現在
Amazonで小型家電リサイクルの取扱いが開始
このたびamazonで取り扱いが始まったのは、リネットジャパンによる小型家電リサイクル法に基づく使用済小型家電の「宅配便リサイクル」です。電子レンジ、プリンタ、掃除機、パソコンなど、家庭で使用していた小型家電400品目以上をダンボール箱に詰めれば、年中無休、希望する日時に、佐川急便が自宅まで回収に来てくれるというサービスです。
リネットジャパンとは
リネットジャパンは国から認定を受けてパソコンや小型家電のリサイクルをおこなっています。全国の市町村とも連携して回収を進めており、たとえば収納マンの住む大阪府河内長野市でも携帯電話・スマートフォンの回収ボックスを設置しています。
パソコンならamazonを通す必要なし
各自治体のホームページでも案内されていますが、実はパソコンを含む場合はリネットジャパンが無料で引き取ってくれます。amazonに税込1,970円を支払う必要はありません。
ちなみに、私もリネットジャパンのパソコン無料回収サービスを利用したことがあります。
パソコン以外でも自治体で収集できる
テレビ・エアコン・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機などの家電4品目を除いては、一般的に自治体のゴミ収集で粗大ゴミとして処分できます。たとえば大阪府河内長野市の場合は、各世帯に配布されているシールを使えば無料、追加で購入しても1枚あたり500円です。よって、amazonに1,970円を支払うよりも安く済みます。
それでもamazonを使うメリットは?
にもかかわらず、amazonに1,970円を支払って小型家電を回収してもらうメリットはどこにあるのでしょう?考えられるのは、自治体の粗大ゴミ収集は1ヶ月に1~2回しかなくそれまで自宅で保管せざるを得ない、近隣のゴミ集積場に置いておくと第三者に持ち去られる不安がある、引越しに際して指定日まで保管することができない、といったことです。
また、今後amazonでは不用品の回収と合わせた買い替え促進キャンペーンなどの実施も予定されているそうです。新しい家電の購入と不要品の回収がワンストップで済むなら便利だと感じる人も多いのではないでしょうか。
というわけで、現状ではamazonを通じて小型家電を処分できるという選択肢が増えたに過ぎません。パソコンを含む場合や自治体のゴミ収集を利用できる場合は、むしろamazonを通さないほうが安く処分することができます。
それでも、近隣のゴミ集積場に持って行くことに不安がある場合や、お金のことよりもサッサと持って行ってもらいたいという利便性を追求する方には良い選択肢となり得るでしょう。また、今後はamazonで小型家電を回収してもらえるならamazonで買おうという人も増えるかもしれません。
あくまで小型家電に限定されますが、ゴミの処分方法がひとつ解決するだけでも安心して片づけに集中できる方もいらっしゃるのではないかと思います。
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