最近はヴィンテージ風とかカフェ風とかブルックリンスタイルとか、男前インテリア系の家具や雑貨が急激に増えています。家具屋や雑貨屋はもちろん、100円ショップに至るまで、それ系のものがたくさん見られます。
インスタ映えするとか、フォトジェニックな傾向がそれを後押ししているんだと思います。しかし、これだけ一気にあちこちで見られるようになると、ブームが去るのも早いのではないでしょうか。
個人的にはヴィンテージ風などの男前インテリアは決してキライではないです。それでも、「BROOKLYN」とかアメリカ人が見たら笑ってしまいそうな無意味な英単語が入っているのはバカっぽくて無理です。ぶっちゃけ、そういうのがオシャレだと思えるセンスは理解できません。
まあ、アメリカ人が謎の漢字の羅列を刺青にしちゃうのと同じようなもんですかね(苦笑)きっと1~2年後には「そういうの流行ったよね」と言われることになるんじゃないでしょうか。
東谷・ヴィンテージラック4段DIS-938
とは言え、私はあのバカっぽい英字が無理なだけで、ヴィンテージ風やミリタリー風の男前インテリア自体はむしろ好きですし、決して一過性のブームではないと思っています。東谷(あづまや)が今年発売した「ヴィンテージラック4段DIS-938GR/BK」もなかなか良い味を出していると思います。
ちなみに、東谷は名古屋市に本社を構えている、主に家具やインテリア雑貨の卸売業を営む会社です。
ディテールにこだわった仕上げ
スチールのフレームはハンマートーン仕上げで、ディテールにこだわった感があります。また、GR色は棚板がOSB合板、BK色はアッシュ突板の合板にアンティーク風塗装を施しています。背面のクロスバーも大胆なX字で良い感じです。
ただ、値段がちょっと高い
出典:カインズホーム
ただ、庶民代表の収納マンからすると、東谷のヴィンテージラックはちょっと価格が高いと感じます。91cm幅の4段タイプで3万円オーバーですからね。例えば、カインズホームの「連結できるスチールラック」(上写真)を2つ積み重ねて使用した場合と比べると3倍以上の価格です。
東谷のヴィンテージラックはそれなりにこだわって作ってはいますが、そうは言っても所詮はスチールと合板です。「連結できるスチールラック」と同じ中国製ですから、この価格はさすがに割高です。
私だったら、さらに倍額を支払っても、たなとつくえの「フレム60オープンシェルフ」を買ったほうがコスパが良いと思うんですけど、それは単なる価値観の違いでしょうか(苦笑)
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