先日、ネットで調べ物をしているときに、楽天市場で興味を引く商品を見つけました。
360度回転バッグハンガーフック
「360度回転バッグハンガーフック」という商品で、商品名(?)の通り、バッグを吊るして収納できるフックです。同じような商品は一応アマゾンでも扱われていますが、メーカーは分かりません。
皮革製のバッグは積み重ねて収納すると型崩れする恐れがあるため、吊るして収納するのが理想です。そのセオリーに従えば、こちらの360度回転バッグハンガーフックは良い商品と言えます。
ただ、どこに掛けたら良いのだろうという素朴な疑問があります。クローゼットのハンガーパイプに掛けた場合、その下にはかなりの大きさの空間が生じます。7段くらいのチェストを置くとちょうど良いかもしれませんが、洋服を掛けるスペースにさえ事欠くことが多い現状を鑑みると、そういう状況はかなりレアケースだと思います。
山崎実業・ジョイントバッグハンガーチェーンS
そう考えると、山崎実業の「ジョイントバッグハンガーチェーンS」を使ったほうが、下の空間をどう使ったら良いかを心配する必要がなくて良いと思います。見た目もこちらのほうがオシャレっぽいですし。
しかしながら、これはこれで難ありで、フックにフックを掛けているためにバッグを取り出すときに連結が外れやすく、おまけにバッグが重なり合ってしまうために余計にバッグが取り出しにくいというデメリットもあります。
スチール製で頑丈なことは良いのですが、フック自体に重量感があり、結果的にフック1つあたりの耐荷重が約1kgしかないというのも残念です。
interDesign・ハンドバックホルダー06590EJ
山崎実業のジョイントバッグハンガーチェーンのように連結が外れてしまわないものもあります。interDesign(インターデザイン)の「ハンドバックホルダー06590EJ」がそうです。
残念ながら耐荷重は分かりませんが、見た目がスッキリとしていて良いです。ただし、左右に2つずつ計6個のバッグを掛けると、クローゼットの中でそれなりのスペースを取ってしまうことでしょう。
ライクイット・ドアフックバッグ用NDH-03
そもそもクローゼットの中にバッグを掛けるスペースを確保することが難しいということも考えると、ライクイット(吉川国工業所)の「ドアフックバッグ用NDH-03」を使ってドアやクローゼットの扉にバッグを掛けるスペースを確保するほうが合理的ではないかと思います。
ライクイットのドアフックバッグ用なら、ジョイントバッグハンガーチェーンのように連結が外れることがなく、フックの位置を調整することができるのでバッグ同士が重なり合う可能性も少ないです。おまけに、ドアやクローゼットの扉にバッグを掛けておけば、バッグの出し入れが簡単です。
こういったバッグ収納グッズは以前は不織布でできたものが一般的でしたが、ここ5年くらいで様々な選択肢の中から選べるようになりましたね。
その一方で、先日も報じた通り、最近の女性はバッグをあまり買わなくなりました。実際、私がクライアント宅で収納の相談を受けても、バッグが多くて収納に困っているというケースはごく一部であると感じます。
バッグを丁寧に収納しようと思えばどうしてもスペースが必要になります。やはり、収納方法をあれこれ工夫するよりも、できるだけ持たないようにすることが理想的ですね。
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