無印良品の「体にフィットするソファ」がヒットして以来、似たようなビーズクッションが巷に溢れかえりました。それでも最初の頃は「所詮はバッタもの」という感じのものばかりだったのが、最近はほとんど無印良品のものと品質に差がないと感じるものが増えました。

出典:無印良品
でも、値段というのは正直です。品質が上がると値段も上がりますから、「このくらいの差だったらやっぱり無印良品のほうが良いかなー」という気がする商品が増えています。
一方、ベルメゾンでは最近、「ダメ人間にやさしい」などとネットで評価されるなど、無印良品の「体にフィットするソファ」とは一線を画す差別化商品が充実しているそうです(日経ビジネスオンライン参照)。今年は私も何度かベルメゾンに商品を拝見しに伺いましたけど、そんな話はまったく知りませんでしたー。
そんなわけで今回は、日経ビジネスオンラインの記事で紹介されている以外のベルメゾンの「ダメ人間」系クッションなどをピックアップして紹介したいと思います。
枕にもなるどこでもテーブルクッション
10月28日現在、ベルメゾンの「クッション・座布団」ジャンルで売れ筋No.1となっているのは、こちらの「枕にもなるどこでもテーブルクッション」です。商品名の通り、テーブル面を上にして脚の上に置けば、ちょっと不安定ながらノートパソコンなどを操作するのに便利ですし、裏返せば枕のようになるというものです。
写真ではあぐらをかいた脚の上に置いてますけど、伸ばした脚の上に置いても良いですねー。土台がクッションなので角度調節も自在ですから、ノートパソコンを使うときに最適だと思います。
和風、洋風、どちらもイケるカラーリングですね。
寝袋のような毛布一体型ごろ寝マット
個人的にこれはアリだなーと思ったのは、「寝袋のような毛布一体型ごろ寝マット」です。構造的には寝袋。けれども床に敷く部分は布団のように厚みがあって、そこに毛布を縫い付けたような感じです。
キャンプとグランピングの中間のような感じで、一人暮らしならこれでも十分暮らせそうです。紐で巻けば邪魔にならないし、引越しも簡単。収納スペースにも困りません。
布団のつもりでも、かわいい長座布団にしか見えない柄も素敵だと思います。ダメっぷりとミニマリストの生活は紙一重だと思いました。
うたた寝クッション(チップ&デール)
男のクセにぬいぐるみが大好きな私のハートがキュンとなってしまったのは、「うたた寝クッション(チップ&デール)」。耳は反則でしょ!これで寝てたら誰でもかわいく見えてしまいます。
構造的にはウレタンチップの巨大クッションに座布団が付いており、そこにお揃いのデザインの寝袋がセットされたものとなっています。寝袋はたたんで付属の収納袋に収めればクッションになります。
カバーリングウォールクッション
こちらの「カバーリングウォールクッション」は、以前に紹介したベルメゾンの「寝心地にこだわったソファーベッド」の背もたれ部分だけのようなクッションです。
いくら座り心地が良いクッションでも、やっぱり背もたれがないとくつろげないんですよねー。壁に直接もたれても長時間はキツイですし、かと言って座椅子を置くというのも結構邪魔になります。
その点、背もたれだけのクッションというのはアリ。うつ伏せになってスマホをいじったり本を読んだりする際には、横向きにして胸の下に敷いて使えばちょうど良いでしょう。
とろけるようなクッション付きごろ寝マット
ベルメゾンには他にもダメ人間系クッションが豊富にあるのですが、そろそろ最後にしましょう。「とろけるようなクッション付きごろ寝マット」は、以前に紹介したベルメゾン「ラグが洗えるコーナークッション」のおひとり様用のような感じですね。
寝ころびながら後ろにも横にももたれ掛れるところがあるというのは、何とも言えない安心感がありますね!ベルメゾンでは極細マイクロファイバー素材の「とろけるような~」シリーズがたくさんありますけど、これはその中でもハイエンド商品と言えるのではないでしょうか。
日経ビジネスオンラインの記事によると、ベルメゾンは”今シーズンのダメ人間系アイテム30品で合計1億円強の売り上げを見込んでいる”ということで、ぶっちゃけまだそれほど大きな売上にはなっていないようです(千趣会の2016年度年商は1290億円)。まだまだ「静かなブーム」の域を越えないわけですが、”前年度の12品から2.5倍に増やした”ということですから、まだまだ伸び代があるということでしょう。
ダメ人間系アイテムのパイオニアとしてのベルメゾンの動向から、しばらく目が離せないですね!
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