以前に紹介しましたドウシシャの「インテリアカラーラック」(下写真)。微妙に高さを変えることができるという機能もさることながら、マットなミリタリーカラーが実に素敵なんですよねー。構造はいわゆるメタルラックなんですけど、ギラギラ感をまったく感じさせず、スチールワイヤーシェルフの世界をまた広げてくれる逸品だと思いました。
まだ発売されてからそれほど時間が経っていないのですが、このカラーリングは本当に素敵なので、是非ラインナップを増やして欲しいと思っていました。そうしたら、なんとカインズホームにあったではありませんか!
カインズホーム・インテリアシェルフ
出典:カインズホーム
カインズホームの「インテリアシェルフ」はオリーブグリーン色こそないものの、ドウシシャのインテリアカラーラック同様にホワイト系とブルー系の2色のミリタリーっぽいカラーバリエーションがあります。
そしてポール径は19mm。ドウシシャのインテリアカラーラックはポール径25mmの大型ラックなのに対して、カインズホームのインテリアシェルフはカラーボックス程度の小型サイズというわけです。
キャスターもそれぞれゴム製の1輪キャスターで同じような感じ。カインズホームではドウシシャのルミナスラックも扱っていますから、てっきりドウシシャが作ったものをカインズホームがオリジナル商品として扱っているもんだと思ってました。
ドウシシャは中国製、カインズは台湾製
ところが、生産国を確認してみると、ドウシシャのインテリアカラーラックは中国製、カインズホームのインテリアシェルフは台湾製であることが分かりました。つまり、カインズホームのインテリアシェルフはドウシシャが作っている可能性はほぼないというわけです。
先日紹介したドウシシャの最新商品であるプレミアムラインは台湾製だったので、ドウシシャがスチールワイヤーシェルフの生産を中国から台湾にシフトしている可能性も否定できないですけど、塗装色が似たものを敢えて別の国で作ることは普通は考えられないでしょう。
冷静によく見てみると、ドウシシャのインテリアカラーラックはスカイグレイとファウンテンブルーなのに対し、カインズホームのインテリアシェルフはそれよりもツヤのあるアイボリーとブルーです。パッと見た目は似た色ですが、よく見れば別の色です。少なくともミリタリーカラーとは言えませんし、アースカラーという感じでもありません。
でも、一般的にカラフルな色が多いカラーラック市場にあって、カインズホームのインテリアシェルフのアイボリーとブルーはなかなか素敵な色です。ドウシシャのインテリアカラーラックとお揃いで並べてもあまり違和感がなさそうに思います。
ドウシシャには是非、他社にマネされないうちにミリタリーカラーのラインナップをどんどん出して欲しいですね!
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