今年の春に、家族で沖縄に旅行に行ってきました。学生時代に行って以来、20年ぶりです。
まだ泳ぐには早いということもあって、美ら海水族館や首里城などの定番の観光スポットをレンタカーで回ったり、美味しいものを食べてゆっくりとした時間を過ごしました。中でも、国頭郡恩納村にある琉球村では沖縄の文化に触れることができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
その琉球村では、子供たちはシーサーの色付け体験をさせてもらいました。私はその様子をビデオで撮影しながら子供たちのサポートをしていたんですけど、途中で私自身がやりたくて仕方がなくなってしまいました(苦笑)「途中からでもやれば良かったー」と今もって後悔しています。
その後悔の念が強いからでしょうか。河出書房新社の人気シリーズ『大人の塗り絵』の絵柄を使った塗り絵ボトル「コロリアージュボトル」が発売されたというニュースは私のハートにズバッと刺さりました。
大人の塗り絵×東洋ガラス「コロリアージュボトル」
出典:PR TIMES(以下同)
この写真を見ただけで「うわっ!めちゃ欲しい!」と思ってしまった私は、すぐにamazonで検索して購入しようと思いました。ところが、amazonにありません。プレスリリースをちゃんと読めば分かることですけど、京都市のふたば書房御池ゼスト店だけでの限定発売なのです。
今回発売されたのは、河出書房新社の「大人の塗り絵・リラックス塗り絵京のみやびな和柄」などに掲載されている絵柄を印刷したガラスびん。そしてそのガラスびんは、1888年に創業し、国内ガラスびん市場の約3割以上のシェアを持つ東洋ガラスが作ったものです。
フィルムでは表現できないガラス印刷独特のエンボスの質感が素敵なうえに、和洋ともにマッチしそうな絵柄がとても素敵です。自宅でじっくり時間をかけて色を塗り、仕上がったらリビングにでも飾るというのは、なかなか良い趣味になりそうだなーと思いました。
コロリアージュボトルとは?
コロリアージュボトルの存在は今回のプレスリリースで初めて知ったんですけど、調べてみるとこれはどうもまったくメジャーなものではないようです。
「コロリアージュ」とは、”フランス語で「塗り絵」の意味”だそうで、「コロリアージュボトル」は東洋ガラスが商標登録を出願中です(出典:東洋ガラス)。
つまり、どうも先に東洋ガラスのコロリアージュボトルがあって、今回、河出書房新社の『大人の塗り絵』シリーズの絵柄を採用したものが発売されたということのようです。とは言え、東洋ガラスのコロリアージュボトルが市販されているという情報は私が調べた限りでは見つけることができませんでした。
良い趣味になりそうだけど…
今のところ、コロリアージュボトルは京都に行かないと手に入らないと分かった私は、おかげで少し冷静になることができました。
確かに、コロリアージュボトルは趣味としては良さそうです。ボケ防止にも役立ちそうです。ただ、凝りだすと専用のペンが増えていき、作品も増えていきそうです。
そもそも、コロリアージュボトルをどう飾ったものか見当がつきません。お花を生けるほどマメじゃないし、そのほかの用途も思い浮かびません。
でも、牛乳瓶以外の形のコロリアージュボトルが登場したら、一気に用途が広がりそうですね。また、趣味なんですから時間やお金が掛かり、モノも増えるのは致し方ないことだと思います。
何より、家の中で過ごす時間が増え、どこにどんな風に飾ろうかなどと考えることは、自宅のインテリアや使い勝手を見つめ直す良い機会になりそうです。
そう考えると、コロリアージュボトルの今後の発展が楽しみですね。
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