「ズレない」わけではない引出仕切りグッズ。DCM「ズレにくい整理ケース」

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何度も言いますが、引出しを仕切るには、100円ショップで買えるキッチン用の滑り止めシートを敷いて、その上に同じく100均のプラ箱を並べるのが基本です。

ただそれは、いま市販されている収納グッズを使うならという前提の話。以前にあるメーカーに提案したことがあるんです。「プラ箱の底面に滑り止めを付けてはどうか」と。そうすれば滑り止めシートを敷き込む手間がありませんからね。

残念ながらその話はスルーされてしまいましたが(苦笑)、同じようなことを考える人はいるもので、ホームセンターのDCMダイキにそれがありました。



DCM・ズレにくい整理ケース

DCM・ズレにくい整理ケース・スリムSS

こちらがその底面に滑り止めが付いた、DCMの「ズレにくい整理ケース」です。

DCM・ずれにくい整理ケース底面には滑り止めのシリコンが付いている

底面にはこのようにシリコンの滑り止めが付いています。

サイズバリエーションは、スリムとワイドの2系統となっています。スリムは82×82mmを基本グリッドとして、SS(上写真)、S、M、Lの4サイズ、ワイドは同じく155×155mmを基本グリッドとして、S、M、Lの3サイズが揃っています。価格は税込138円(スリムSS)から同537円(ワイドL)までとなっています。

 

「ズレない」わけではないのが残念

この商品、基本的には良いと思うんですけど、「ズレにくい」という表現はまさしくその通りで、「ズレない」というわけではありません。スチール面などのツルッとしたところでも、天然木の上でも、微妙にズレてしまうのです(苦笑)

ある程度重さのあるモノを収めれば自重でズレにくくなるとは思います。ただ、一般的に引出しを仕切って収納したいのはキッチンツールや文房具など軽いモノが多いはずです。それくらいのモノの重さだとちょっとズレてしまうことが多いと感じます。

 

DCMの「ズレにくい整理ケース」は着眼点は良かったと思います。ただ、底面の4隅にシリコンを取り付けたのでは滑り止めとして不十分です。底面全体にラバーコーティングをするとか、滑り止めシートを貼り付けるなどすべきだったと思います。

そういうイマイチなところがあったためか、この商品は既に廃番に向かっているようです。DCMダイキを3店舗回りましたが、店頭に並んでいなかった店舗で問い合わせたところ「以前はあったんですが…」と言われ、別の店舗では展示在庫が補充されていませんでした。

100円ショップでも扱えそうなクオリティーなので、どこかで改良版を扱ってくれないですかねー。そこそこは売れると思うんですけど…。

 

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