「食器洗い」の対価は2005円!?それなら僕は外食にします!

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食器洗い・イメージ

パナソニックが20~50代の女性70名を対象として「食器洗いに費やす時間とその価値」をテーマとしておこなった調査が、私にとってあまりにも衝撃的なものでした。まずは抜粋して紹介したいと思います。

 

  • 食器洗いの頻度は、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%
  • 1回あたりの所要時間は、平均19.4分
  • 1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で14162分(=約236時間=約10日間)
  • 「食器洗いから解放されるとしたら、1回あたりどのくらいの金額を支払いたいですか?」と聞くと、平均は2005.4円(年間約146万円分に相当)
  • 食器洗いに限らず、炊事や掃除などを含めた「家事全般」から1日解放されることの価値を金額に換算するといくらくらいかを聞くと、1日あたり10,678.6円(年間3,897,689円に相当)

引用:BIGLOBEニュース

 

「食器洗い」の対価は2005円!?それなら僕は外食にします!

基本的にお金に対する価値観は人それぞれだと思いますが、対象者が食器洗いから解放されるとしたら2005円支払うということに私はすごく驚きました。お恥ずかしながら、それって我が家の1日の食費を上回る金額ですよ!(苦笑)もちろん多くのお宅はもっと良いものを召し上がっていると思います。仮に1日の食費が3,000円としたら、食器洗いの対価と合わせて5,000円ということになりますが、それだったら家族で外食したほうが良いんじゃないかと思いました。

また、家事全般から解放されるとしたら1日に10,678円、年間で約390万円も支払うって…、年間1,000万円以上稼いでないと無理じゃないですか!?国税庁発表による平成25年度の年間の平均給与は414万円ですから、専業主婦であれば旦那の仕事と同程度の家事を負担しているという意味なのかもしれませんが、「主夫」感覚からはかなりズレているように感じます。

もし私が専業主夫だったり、仕事しながら主夫してて、妻がリビングでナイター中継を見ながら寝転がってビール飲んでたら、そりゃあ食器洗い1回につき2,000円くらいもらってもバチは当たらないと思います。しかし今回の調査では、「食器洗いから解放されるとしたら、1回あたりどのくらいの金額を支払いたいですか?」ですよ。もし私が旦那だったら、喜んでやりますけどねー(笑)調査によると食器洗い1回あたりの所要時間は平均19.4分だそうですから、時給に換算すると6,202.3円!シーベックス・インテリアのサービス料金とほぼ同じですよ(苦笑)そりゃあ、喜んでやるでしょう。



家事ってそんなに大変で苦痛なものですか!?

主婦の家事労働は年間で数百万円とも1千万円を超えるとも言われています。家事労働には、炊事、洗濯、掃除などだけでなく、育児や介護も含めることがあり、一概にいくらかを決めるのは難しいと思います。とは言え、少なくとも家事労働は「タダ」ではないし、配偶者との間で分業しているのであって、配偶者の給与と同等の価値があると考えるのは自然なことだと思います。

でも、育児や介護はともかくとして、炊事・洗濯・掃除といった家事ってそんなに大変で苦痛なものでしょうか。確かに、毎度の献立にいちいちケチをつける旦那であれば、炊事は苦痛なことでしょう。障子の桟にホコリが付いていると指摘するような姑が同居していたら、ホコリは溜まらなくてもストレスは溜まる一方でしょう。ただそれは相手にストレスを感じるのであって、家事そのもののストレスではないと思います。

人それぞれ、得意不得意があり、好き嫌いがあると思います。私は別に片づけるのは苦痛じゃないですけど、それが苦痛だと言う人はたくさんいます。炊事や洗濯も同様であることももちろん分かります。

だから家事を外注して家事代行サービスを利用するのもひとつの方法でしょう。逆に、様々な理由でそうすることができない人はストレスを抱えているということも分かりますが、それって「仕事が面白くない」とボヤいているオッサンと同じなんじゃないかと私は思うのです。

 

現状は自分の力で変えられる!

「仕事が面白くない」とボヤいているオッサンは、「じゃあ、仕事辞めちゃえば?」と言われても、「家族がいるから辞めるわけにはいかない」と言います。それなら自分が面白いと思える仕事を探せば良いだけなのに、その自信がないから「家族のために」を言い訳にして、「仕事が面白くない」とボヤきながら仕事を続けるのです。これはもちろん、オッサンだけでなく若者でも同じです。男女の違いも関係ないし、サラリーマンも主婦も同じです。

苦痛なものは楽しいものに変えることだってできるし、どうしてもそれが無理なら逃げることだってできるはずです。要は自分の捉え方次第だと思うのです。

人を変えることはすごく難しいことですが、それに比べたら自分を変えることはすごく簡単です。家事のやり方を変えるのなんて、もっともっと簡単です。自分が楽しい、楽だと思える方法に、変えれば良いだけなのですから。食器洗いがイヤなら食器洗い乾燥機を導入するのもひとつの方法でしょう。本当にどうしても家事がイヤでイヤで仕方なければ、外に働きに出て、そのお金で家事代行サービスを頼むことだってできますし、毎日外食したって良いじゃないですか。現状はいつだって、自分の力で変えられるのです。

 

冒頭の話に戻りまして…、食器洗い乾燥機を試した人たちはきっとそんなことは思っていないと思います。ただ食器洗いが面倒で、食器洗い乾燥機はその面倒に見合う以上の価値があるというというだけの話だと思います。その調査結果を読んで、私が勝手にエスカレートしてしまって、とんだ方向に話を進めてしまっただけです(苦笑)

とは言え、家事が大変、仕事が大変と言う人の、何と多いことでしょう。いや確かに大変だと思いますが、普通はそれに見合った「やり甲斐」もあるでしょう。

世の中、お金がすべてではないと思います。家事労働がいくらだとかいう話は、家事労働の本当の素晴らしさを見失わせる結果にならないかと心配になります。

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