ダウン(羽毛)が世界的に需要拡大傾向にあるために原料不足が顕在化し、再利用を促進する動きが出ているそうです。
アパレルメーカーで不用になったダウンを回収し、再利用する動きが広がっている。欧米ではすでに貴重な循環資源として認知されており、国内でも長く使える素材として有効活用が進みそうだ。
需要拡大で原料不足…進む「ダウン」のリサイクル(2014/12/30産経新聞)
ただ、私が調べてみたところではまだまだのようで、一般消費者がアクセス可能なのは記事にもあるゴールドウィン(※)くらい。あとはユニクロでしょうか(ユニクロは店頭に回収ボックスを置いて自社商品すべてをリユース、リサイクルしています)。
※ゴールドウィンの取り扱いブランド=ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、エレッセ、チャンピオン、カンタベリーなど
ダウンが大量に含まれるのは羽毛布団ですが、これについては西川リビングが打ち直しを扱っているくらいで、フランスベッドに至ってはホームページ上での言及すらありません。まだまだリサイクルが商業ベースになっていないということでしょうか。
今後、ダウンのリサイクルが促進されてより一般的になれば、分別の手間は増えるものの、”捨てられない”と悩むことは減りそうです。
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