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いいね!フェイスブックがフリマ機能「Marketplace」をアメリカなどで開始(日本未定)

片づけをしていると不要品がいろいろと出てきます。ただ、ブランド物のバッグやアンティーク家具を手放すということは一般庶民にはあまりありません。ほとんどが新品でも数万円以下のモノで、リサイクルショップに持ち込んでも二束三文です。

それでもまだ買い取ってもらえるなら良いほうで、大型のものなどは有料で引き取り処分してもらうか粗大ゴミにしかならないことが圧倒的に多いです。せめてタダでも良いから喜んでもらってくれる人がいれば良いのにとは思っても、少なからず手間暇を掛けて引き取り手を探すのは面倒なうえに、これはと思える良い方法がありませんでした。

 

フェイスブックのフリマ機能「Marketplace」

そんなところに登場したのがFacebook(フェイスブック)が開始したフリマ機能「Marketplace(マーケットプレイス)」です。米国時間の10月3日からアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの公式アプリで使えるようになり、順次ほかの地域やwebアプリでも使えるようになるということです。とりあえずは英語圏からということで、日本でのスタートはちょっと先の話になりそうです。



FB「Marketplace」の仕組み

フェイスブック・マーケットプレイス取引画面出典:IT madia

この度リリースされた「Marketplace」は、2015年2月に運用開始されたグループ機能を使った売買を拡張したものです。グループ機能を使う場合、そのグループに所属していることがまず前提となります。素性が知れていれば安全に取引できる一方で、私のようなアラフォー世代では案外フェイスブックを使っていない友人も多く、売買機会は限定的と言えます。

「Marketplace」はグループ機能を介せずに、自分の近くの人が出品している商品の写真一覧が表示されるようになっています。もしくは品名を指定して検索することも可能。目ぼしいものが見つかれば商品詳細と販売者のプロフィールを確認し、あとはフェイスブック上でやり取りをして売買を完了させるという仕組みです。

これなら例えば、まだキレイだけど子供が大きくなって不要になった二段ベッドを手放したいときなどに便利です。リサイクルショップでは買い取ってもらえない可能性が高く、ネットオークションやフリマアプリで販売するにしても手間が掛かるうえに運送コストの問題があります。しかし、「Marketplace」なら直接実物を確認できるので出品の手間が少なく、自家用車で取りに来てもらえば運送コストも発生しません。

 

もっとも、プライバシー上の懸念もあるでしょう。フェイスブック上でお互いのプロフィールが確認できるというのも良し悪しです。お互いに善意であるという前提に立てばまったく問題ないものの、どちらかに悪意があれば取引上の信頼性は崩れてしまいます。

また、業者が入り込んだり、違法な物品やサービスの販売が横行する可能性もありそうです。自己責任がある程度徹底されているアメリカであれば社会通念上の問題は少ないのかもしれませんが、日本ではこの点で普及させるのが難しいかもしれません。

しかし一方で、シナリオ通りに事が運べばこれほど便利なものはないでしょう。ある意味、流通革命だと言っても良いかもしれません。また、たとえば私の手元には新品の自転車のパーツがいくつかあるのですが、これを機会にサイクリング仲間を増やすことができるかもしれません。

想定通りに進むかどうかはともかくとして、日本でもリリースされれば是非一度利用してみたいと思います。

 

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