早いもので今年も1/3が過ぎようとしています。で、月が変わったらゴールデンウィークですよ。
ゴールデンウィークに入ってからテレビをつけると、海外旅行に行く人は例年と比べてどうだとか、新幹線の乗車率が100%をゆうに超えているとかニュースで取り上げられるわけですが、私の場合はそれを見て初めて「あー、世間はゴールデンか」と気付くわけです(苦笑)
GW中の休日が4日間以下の人は約4割
出典:インテージ(以下同)
ともあれ、私が思っているほど世の中みんながゴールデンな休日を楽しんでいるわけではないようです。マーケティングリサーチをおこなうインテージの「ゴールデンウィークに関する意識調査」によると、9連休となる人はたった1割程度で、カレンダー通りとなる5連休となる人ですら約3割(上表の「最大連休日数」)。
連休がないという人も約2割もいて、ゴールデンウィーク中の休日数が4日間以下という人は実に約4割にも及ぶというのが現実のようです。
ちなみに私は年中無休でブログを書いてますので、毎日が仕事、毎日が休みでございます(苦笑)
GW中の予定が決まっていない人は半数近い
以上の通り、多くの人にとって決してゴールデンとは言えないゴールデンウィークですが、少なくてもせっかくの休日ですから有意義に過ごしたいものです。
しかしながら、現実には半数近くの人が「まったく予定が決まっていない」という結果となりました。しかも、男女ともに年齢が上がるにつれてその比率が高くなっているようです。
予定がある人も近場への外出が多数
では、予定が決まっている人たちは何をして過ごすのでしょうか。やっぱりゴールデンだから旅行や帰省が多いのかと思いきや、遠出と思われるのは割りと一部に限られるようで、多くはショッピング、外食、運動、映画など、割りと近場でゆっくりと過ごす印象のようです。
ロケーションを変えてパーッと遊ぶというよりは、とにかくゆっくりしたいという感じなんでしょうね。
「終日自宅で過ごす日」がある人は約半数
ゴールデンウィークをゆっくりと過ごしたいと考えている人が多いということは上表からも分かります。「終日自宅で過ごす日」がある人は約半数となっており、5連休以下の人が約6割ということを考えると、かなり高い確率と言えます。
これは旅行や帰省をしても家でゆっくり過ごす日がある人が多いということで、必然的に行先は近場になりがちですし、連休中をフルに外出する人は少数派と言えそうです。
残念!主婦は掃除や家事、亭主は家でゴロゴロ
じゃあ自宅で過ごす場合は何をするかという話ですが、既婚女性の6割が掃除や家事をする一方で、既婚男性はそれらにはノータッチでテレビやDVDを見て過ごすという非常に残念な結果となりました。
もちろん、それぞれのご家庭で事情が異なるでしょう。ATM化している亭主をたまにはゆっくり休ませてあげたいという、やさしい奥さんもいると思います。しかしながら、共働き世帯が増えているという社会情勢を踏まえれば、男性ももっと家事をこなしても良いと思いますが。
例年、ゴールデンウィーク期間中は年間を通じてもっとも片づけの依頼が少ない時期です。それはつまり、意識が家の外に向いているということや、長期休暇に備えてその前に忙殺されるという事情があるからだと私は考えています。
それはそれで結構なことで、「せっかくのチャンスだからゴールデンウィークは家の中の片づけをしましょう!」などと野暮なことは申しません。思いっきり遊ぶなり、自宅でゆっくりと過ごすなりしてもらえば良いと思います。
ただ、だからと言って女性にばかり家事の負担が重くのしかかるのは好ましいこととは思えません。このような調査結果が出ているわけですから、亭主にもしっかりと家事をしてもらえるように計画しておいてはいかがでしょうか?
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