かねてより洋服の下取り回収、リユース、リサイクルに積極的であったゴールドウィンが、世界的に洋服などの回収事業をおこなっているアイコとパートナーシップを組み、全国32店舗のTHE NORTH FACEショップだけでなく、本日10月20日からはHELLY HANSENショップでも洋服の回収を始めることになりました。
以前にも紹介した通り、アイコとのパートナーシップについては、イオンでも下取りキャンペーンを実施していますよね。ノースフェイスやヘリーハンセンのショップでは、どこのメーカーの洋服でも基本的にその状態にかかわらず下取りをしてくれて、当該ショップで利用可能な500円クーポンをもらうことができます(1日1回のみ、5,000円以上の購入でクーポン1枚利用可能)。また下取りされた洋服はアイコに引き渡しされたのち、リユース、リサイクルされます。これが「GREENCYCLE(グリーンサイクル)」の要旨です。
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ただの下取りキャンペーンじゃない!持続可能な仕組み
リーマンショック後の不況期には、大手GMSなどで下取りキャンペーン合戦が起こりました。しかし現在ではあまり実施されていません。詳しいことは分かりませんが、クーポン(金券)を発行することで利益が減る一方、下取った洋服の処分にコストが掛かったのでしょう。結局は値引きの口実としただけで、持続可能な仕組みではなかったということです。
イオンではその後、アイコとのパートナーシップを継続し、「衣料品下取りキャンペーン」を度々実施しています。直近では10月30日(金)から11月3日(火・祝)が実施期間です。
ゴールドウィンもイオンもアイコとのパートナーシップでの取り組みを「社会貢献」と捉えているようです。アイコは下取りした洋服を買い取ってくれますが、おそらくはクーポンの発行による利益低下を十分に補えるレベルではないということでしょう。それでも販売促進の一環として一定の成果が見込まれ、企業として社会的責任を果たしたいという使命感から、継続して実施できているのだと思われます。
気持ち良く洋服を手放して新たな「ときめき」を手に入れよう!
私としましても別にゴールドウィンやイオンの販促をお手伝いするつもりで情報を発信しているわけではありません。洋服を手放したいけれども捨てるのは忍びないと考えている方が多いから、その背中をちょっと押すお手伝いができればと考えているまでです。
着る予定のない洋服を持ち続けていたって肥やしにもなりません。気持ち良く洋服を手放して、新たな「ときめき」を手に入れてみませんか?
「のど元過ぎれば何とやら」と申しますが、片づかない、捨てられないことが、本当の苦痛ではないのです。分かっているのに行動に移せない自分が嫌になるだけなのです。それなら難しいことは考えずに、ノースフェイスやイオンに洋服を持っていって、代わりに心底「ときめき」を感じられるような新しい洋服を手に入れましょう!洋服が1枚減って代わりに1枚増えては無意味かもしれませんが、行動に移せたことはきっと自信に繋がるはずです。
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