意外と堅実!主婦の半数が日常の家事に“時短”を取り入れたい一方で時短商品の利用経験がある主婦は2割未満

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ロボット掃除機「ルンバ」を製造するアイロボットの日本総代理店であるセールス・オンデマンド株式会社が、6月8日の「ルンバの日」に合わせて発表した資料によると、主婦の半数が日常の家事に“時短”を取り入れたいと答えた一方で、時短をうたった商品やサービスの利用経験がある主婦は2割未満にとどまったそうです。

主婦の約8割が時間が足りないと回答

約8割の主婦が日頃時間が足りないと回答出典:アイロボット(以下同)

今回の調査は全国の20~59歳の既婚女性600人を対象に行われたそうですが、約8割の主婦が日頃時間がないと回答したそうです。

私自身は年がら年中「時間がない」と感じているので(苦笑)むしろ意外に感じたくらいですが、幅広い世代を対象にしているので、だいたいこんなものかもしれません。

 

主婦の半数が日常の家事に時短を取り入れたいと回答

日常の家事に“時短”を取り入れたいと回答する主婦は約 2 人に 1 人

主婦の約8割が時間がないと回答したのに対し、日常の家事に「時短」を取り入れたいと回答した人は約半数の53.3%となりました。これはロボット掃除機を売り込みたい会社としては不満を感じる結果だったかもしれませんが、前述の結果から「(時間がないと)よく感じる人」全員と「時々感じることがある人」の半数を足した数字とほぼ同率であることから、極めて自然な結果となったという感じがします。

それぞれの家庭にそれぞれの事情があり、また日々の家事の取り組み方に満足している人が半数もいることはむしろ喜ばしいと言えるのではないでしょうか。



時短商品を利用したことのある主婦は2割未満

時短商品やサービスを導入経験したことのある主婦は 2 割未満

「これまでに「時短」がうたわれた商品やサービスを導入した経験はありますか?」という質問に対して、「ある」と回答した主婦は16.0%という結果に。

私自身は「主夫」ながら、同様の質問をされたらたぶん「ない」と答えると思います。一方で回答例を見ると、「すすぎが 1 回で出来る洗濯洗剤を使用」、「シリコンスチーマーや電子レンジを使用した調理方法」、「圧力鍋を使用し、煮込み時間を短縮」という回答が。しかし個人的には、洗濯は洗濯機がやってくれるのですすぎが1回だろうと2回だろうと「時短」になったとは思わないし、そもそも洗濯用洗剤にそういう効能が書いてあっても気付きません。また、電子レンジは確かに時短になりますが、言われてみれば「ああそうか」と納得ですけど、そういう実感はありません。圧力鍋についても同様です。これはちょっと質問の仕方が悪かったんじゃないかという感じがします。

ともあれ、調査主の問題である可能性もありますけど、結局「時短」するためには「モノ」が必要なのかという印象があり、それ専用の「時短アイテム」を買い揃えることに保守的な主婦像が見て取れます。言うまでもなくモノを増やせば置き場所に困る可能性があり、それはどうしてもブレンダーやフライヤーのような専用機(利用目的が限定されたもの)となるため、普段あまり使用しないようなモノであれば、それを利用することで得られるメリットよりも収納するのが難しいというデメリットのほうが上回ります。その点において日本の主婦は「時短」という甘い言葉に惑わされことなく堅実に考えて行動している様子が感じ取れます。

ちなみに別の質問で、「日頃の家事の中で取り入れている“時短”ができる工夫」についても聞いてみたところ、洗濯しながら掃除をするなど家事を同時並行する「ながら家事」や、日々コツコツと掃除をすることでまとまった時間を使用しない「コツコツ家事」をあげる主婦もいたそうです。こういったことは多くの主婦が取り入れていることだと思いますが、立派ですね!安易に道具に頼らず、できることからコツコツとやる。これこそ賢い主婦のあり方だと思います。

 

家事をロボットに任せられるなら「掃除」が多数

家事をロボットに任せられるなら、取り入れたいジャンル No,1 は掃除

「家事の中で、ロボットに丸ごと置き換えることができるなら、積極的に取り入れたいと思うカテゴリー」について質問したところ、「掃除」と回答した主婦が29.5%と最多となったそうです。ただこの質問も調査主がロボット掃除機メーカーだということが分かっていた質問だったんじゃないかという気がしますね。

というのも、家の中にあるロボットがあると思っている人ってほとんどいないと思うんですが、洗濯機も食器洗い乾燥機も「ロボット」だと思うんです。空気清浄機だってお掃除機能がありますからお掃除ロボットの一種です。

ちなみに、洗濯機の普及率は99.5%、掃除機は98.8%、電子レンジは97.5%、空気清浄機は34.2%、食器洗い機は26.9%(いずれも出典は平成21年全国消費実態調査)となっています。一方でロボット掃除機の所有者は4.7%(出典:マイボイスコム)。すでに多くの家事がロボットによって「時短」されていると言えますし、まだまだロボット掃除機が市民権を得るには時間が掛かりそうです。

 

今回の調査は質問の仕方に拙さがあったと感じるところがありますが、個人的には堅実な日本の主婦像が確認できたことが良かったと思います。

また、既に多くの家事がロボットによって「時短」されていることは紛れもない事実です。今のところはまだロボット掃除機が市民権を得るところまで至っていませんが、ロボット掃除機が家にやってきてから床にモノを置かなくなったという意見を聞くこともあります(反対にモノのジャングルに阻まれて行方不明になったという話も聞きますが・苦笑)。

ロボットを活かすも殺すもオーナー次第。多くの賢い主婦に対しては「釈迦に説法」になってしまいますが、自分にとって何が必要かをじっくりと見極めたうえで必要に応じてロボットをうまく活かしたいものですね。

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コメント

  1. 日本三毛猫 より:

     梅雨に入ってしまいましたね。
     ロボットではありませんが、「取れるno.1」のように2度拭きがいらないものは楽です。2度拭きって、以外と面倒なのです。
     >>コツコツ<<はおっしゃる通りです。大掃除の手間がなくなりますね。

     あと、 家を建てる、リフォームする、収納を変えるといった場合、予め勉強し、きちんと考え、プロに相談し、腕のいい方にお願いする、というのが後々の時短につながりそうですね。うちの浴室は20年たちますが、腕のいい職人さんが丁寧にタイルを貼って絶妙な勾配をつけて下さったので、水切れがものすごくよくて掃除が楽です。大してマメにやっているわけではありませんが、業者の方にびっくりされるくらい、いい状態です。

    • 収納マン より:

      日本三毛猫さま

      梅雨ですね~^^;今年は長梅雨になりそうだということですが・・・。

      とれるNo.1!私にとってはちょっと懐かしい存在です♪
      すごく良い商品なんですけど、ニオイにウルサイ妻があまり使ってくれなくて・・・。
      でも確かに、2度拭きしないのって確実に時短になりますね^^

      浴室のタイルって、いまはほとんどユニットバスなので、なかなか腕の良いタイル職人なんていないでしょうねー。タイルもシート状になっていて貼り付けてからすき間にコーキングすることが多いでしょうし、日本三毛猫さんのご自宅のお風呂場はきっと自慢のお風呂場だと思いますよ。
      でもいくらタイルが上手に貼ってあってもキレイに維持するのはなかなか大変です。そこはやっぱり日本三毛猫さんやお母様が丁寧にお掃除されているからではないでしょうか?^^