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「家事シェア力」No.1兵庫県は夫婦で平等に話し合う県民性が好影響?

家事シェア・イメージ

本日11/22はいい夫婦の日。この半月ほど、聞き飽きるくらいあちこちの会社が関連するプレスリリースを発表していて、正直ちょっと食傷気味です(苦笑)

特に家事関連は多くて、そのほとんどが「夫の家事への寄与度は低い」という結論。ともすれば「いい夫婦」になるどころか、離婚をけしかけるような内容になっています。

私自身、これまで多くのご家庭を見てきて「もうちょっと旦那さんが家事を手伝ってくれたら良いですねー」ということは多々ありましたけど、それぞれに事情はあるわけですし、長年の夫婦関係の中でそんなに急に事態が改善するわけでもありません。お互いに思いやりの気持ちを持って、気長に取り組んでいくべき問題だと思いますし、他人がとやかく言う問題でもないと思っています。

それはさておき、大和ハウス工業が「家事シェア力全国総合ランキング」なるものを発表しましたので、ツッコみながらご紹介したいと思います。

 

家事シェア力全国総合ランキングNo.1は兵庫県

家事シェア力全国総合ランキング(大和ハウス工業)

出典:PR TIMES

ハウスメーカー大手の一角をなす大和ハウス工業は、家事をシェアしやすいソフトとハードを取り入れた「家事シェアハウス」を提案しています。その一環でしょうか、「家事シェア力全国総合ランキング2018」なるものを発表しました。

それによると、家事シェア力上位、つまり夫婦で上手に家事をシェアしているのは、1位が兵庫県、2位が岡山県、3位が静岡県となりました。ついでに言うと、私が住んでいる大阪府は4位です。

一方で、最下位の47位は長崎県。46位は青森県、45位は佐賀県と続きます。



それぞれの県民性が影響?

このような結果となった背景として、プレスリリースでは県民性の違いが影響していると分析されています。曰く、「夫婦で普段から対等に話し合う」県民性が上位につながっており、反対に「俺はやっている!意識が強い」九州地方と「会話の内容を考えすぎる」東北地方は家事シェア力を低くする結果に繋がっているということです。

県民性が全てとは述べられていませんし、読み物としては面白い分析だとは思います。しかし、分析の仕方に大きな問題があると私は考えます。

今回の調査はインターネットを介しておこなわれており、全国の20〜40代の中学生以下の子どもがいる共働き夫婦(配偶者・子ども以外の同居人がいる方除く)、各都道府県200人を上限として合計9,159人分を回収しています。

調査方法自体は問題なく、統計を取るのに十分だと思います。しかしながら、このランキングの元となっている得点を見ると、160点満点で1位が115.17点、47位が100.92点と、実に約15点のレンジで47都道府県がひしめき合っていることが分かります。160点満点の約9%という非常に狭いレンジですから、各都道府県の200人のうち一人一人の影響がかなり大きいです。

もうひとつ、このランキングを見て私は県民性の問題ではなく、妻の仕事が大きく影響しているのではないかと考えました。この調査では夫婦それぞれの職業を問うた形跡がなく、パートタイマーもフルタイムワーカーも農業従事者も会社員も含まれていると思われます。

それぞれの都道府県でたった200人が対象ですからブレ幅が大きいでしょうけど、兵庫県、岡山県、静岡県はフルタイムよりもパートタイムのほうが多かったのではないでしょうか。フルタイムで働ける職場のある大都市から少し離れるためです。

住まいが大都市から離れていて夫の通勤時間が長いと、必然的に家事に取り組む時間を捻出するのが難しくなるということも言えるでしょう。その点、妻がパートタイマーならお互いに不満を抱えることなく適度に家事をシェアできる可能性があります。

一方で、下位だった長崎県、青森県、佐賀県は、農業や酪農業や漁業のウエイトが高かったという可能性が排除できません。保守的なところも多く、妻が家業を手伝いながら家事まで全部こなす傾向が強いのではないでしょうか。

以上はあくまで私の推測に過ぎませんが、少なくとも県民性でジャッジするよりはマトモな分析に繋がると思います。

 

妻が専業主婦、もしくは夫が専業主夫であっても、家事は夫婦でシェアするのは良いことだと思います。一方で、夫は外で仕事、妻は家で家事と育児という昔ながらの役割分担を良しとするご家庭もあろうかと思います。

その点で言えば、夫婦それぞれの仕事に費やす時間を明らかにすることなく家事シェアの度合いだけを都道府県別に比較することにどれほどの意味があるでしょうか。私としては大いに疑問を持つところです。

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