家事をしない亭主いよいよ肩身が狭い!夫も家事をする家庭が昨年比12%も上昇

一緒に料理をする夫婦・イメージ

少し前にamazonプライムビデオで「結婚できない男」というTVドラマを見ました。阿部寛さん演ずる主人公が「結婚は人生の墓場」と捉えたような言動で周囲を困惑させるというラブコメディで、私が独身を貫いていたら絶対こんな風になっていただろうなーと苦笑いしながら見ていました。

ただひとつ違和感を感じたのは、インテリアや掃除にはこだわる主人公が、料理や服装には無頓着なところ。ドラマは11年前に制作されたものですが、もし今の時代に制作したら、主人公に少なくとも料理にこだわりを持たせたような気がしました。

十年一昔と言いますが、時代の変化を感じさせるのはTVドラマだけではありません。マーケティングリサーチ事業をおこなうマクロミルが調査したところによると、夫も家事をする家庭は昨年と比べて12%も上昇しているそうです。

年代が上がるほど共働き世帯が増加

年代別、夫婦の就業状況(マクロミル調べ)出典:ホノテ(以下同)

まず、共働き世帯の現状を確認しておきましょう。

マクロミルの調査によると、若い世代ほど夫婦ともにフルタイムが多いという結果になったものの、パートタイムなどを含めると年代が上がるほど共働き世帯が多いという結果になりました。パートタイムを含めると20代でも48.6%、40代では58.8%が共働きです。およそ半分以上の世帯が共働きと言えるでしょう。

私自身も40代で、周りを見渡すと確かにそんな感じです。というか、むしろもっと共働き世帯が多いようにすら感じます。

いま長女が私の母校である私立中学校に通ってるんですけど、私の在学中は親が社長や医者というお宅が非常に多かったものです。しかし、今は普通にサラリーマンで共働きというお宅のほうが圧倒的に多く、時代の変化を感じます。



夫も家事をする家庭は昨年比12%も上昇

夫婦の家事分担状況(2016年と2017年の比較、マクロミル調べ)

既に世の中の半分以上の世帯は共働きという現状、昨年に比べて共働き世帯がどれくらい増えたのかは今回の調査では分かりませんが、「妻がほとんどの家事を担っている」というお宅はこの1年でなんと12.4%も減っているということが分かりました。逆に言うと、夫も家事をする家庭が12.4%も増えているということですね。

おそらく、共働き世帯がこの1年で一気に12%以上も増えたということはないと思います。また、この1年で夫の就労環境が一気に良くなったということもあり得ないでしょう。にもかかわらずこれだけ一気に夫の家事参加が促されたということは、世間の認識が大きく変わったということだと思います。

しかし夫婦の家事負担割合はまだまだ理想には遠い

夫婦の家事分担割合(実際と理想の比較、マクロミル調べ)

男性の家事参加が促されたことは大変喜ばしい限りですが、一方でまだまだ理想の負担割合には程遠いという現実もあるようです。理想は「夫50%、妻50%」と考える人が多いのに対して、現実は「夫10%、妻90%」というのがボリュームゾーンとなっています。

年代別 夫の平均家事分担割合(実際と理想、マクロミル調べ)

一方で、年代別に夫の家事負担割合の理想と現実を比較すると、また印象が異なってきます。いずれの世代で見ても理想と現実のギャップは5.9~8.3ポイントしかありません。

理想はあくまで理想ですから、これくらいの現実ならむしろ十分ではないかと個人的には思います。また、若い世代ほど理想と現実のギャップが少なく、夫の家事負担割合が実際に高いことも良い傾向と言えるのではないでしょうか。

妻が一家の大黒柱で夫が専業主婦というケースも珍しくなくなってきており、そこまでいかなくとも夫婦それぞれが同じくらいに稼ぐというお宅も増えています。しかしながら、そういったケースはまだまだ少ないのが現状ですので、「夫50%、妻50%」という家事負担の理想が実現することはなかなか難しいでしょう。

それでも、今回の調査からは急速に理想に近づいている現実が明らかになりました。それぞれのご家庭で事情が異なるでしょうから無責任に男性の家事参加を促すのは難しいとは思いますが、家事をしない男性の肩身が狭くなってきていることは間違いないと言えるでしょうね。

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