インテリアを素敵にするコツはどんな家具を置くかというよりも、照明や観葉植物を工夫することが大切です。
でも、照明はともかく、どんな観葉植物を置いたら良いかを考えるのは難しいですよね。大きさひとつとっても、小さすぎると目立たないですし、大きすぎても扱いにくいです。
そう考えるとますます難しくなってしまうわけですが、なるほど、こんな解決方法もあったのですね!
大和リース&飛騨産業「i.G wood」
出典:PR TIMES
大和ハウスグループの大和リースと国産高級家具メーカーの飛騨産業が共同開発した「i.G wood(アイジーウッド)」は、オフィスや店舗でパーテーションとして使うことのできるユニット式のインテリアグリーンです。4種類のサイズのユニットを積み木のように自在に並べることで、空間にフィットさせることができます。
アイジーウッドの基本仕様は国産ナラ材のポリウレタン樹脂塗装となっており、モデルプラン(幅1000×奥行250×高さ1450mm)で税別90万円と非常に高価です。2017年度の年間売上目標額が2,000万円とうことですから、年間でざっと20本強出るという予測。一般庶民はもちろん、大企業でもなかなか手が出るシロモノではありません。
もっとも、アイジーウッドは大和リースが元々扱っている「i.G(アイジー)」の高級バージョンという位置付けですし、単なるインテリアグリーンではなく、自動灌水システムなどを備えた高付加価値な商品です。
ですから基本的にオフィスや店舗向けのものですが、このアイディア自体は一般家庭でも採用できるんじゃないかと思うんですね。
アイジーウッドで一番大きなユニットは幅500×奥行250×高さ700mmですから、ざっくり言うと2段カラーボックス程度の大きさです。このくらいの大きさだったらDIYで作っちゃうこともできると思います。普通に棚の上にグリーンを並べるよりも面白いインテリアになるんじゃないでしょうか。
現実的に考えるとウォールグリーンが妥当かも
ただ、一般的に狭い日本の住宅ではアイジーウッドのようなグリーンパーテーションを置くスペースの余裕はありません。そう考えると、上写真のように壁を緑化するウォールグリーンくらいが妥当かもしれないですね。
ウォールグリーンは壁を汚してしまったり、あまり重いモノは取り付けできないなどの問題があるので、これはこれで簡単とは言えないところもあります。それに比べると、スペースの問題さえなければアイジーウッドのようなものをDIYで作っておくほうが無難と言えます。
一般家庭でインテリアに観葉植物を置くことを考えると、どうしても現実的なところで挫折しまうことが多々あります。小さい子供がいると倒してしまうかもしれない、水やりなどの世話を考えると面倒、などということも多いですね。
でも、実現できなくてもそうやっていろいろ空想することが「インテリアを楽しむ」ということなのだと私は思います。
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