小売じゃなくて卸売!?「IDC大塚家具」がアマゾンでの販売を開始

IDC大塚家具と言えば、国内最大級の家具販売店として多くの人が知っています。しかし、取り扱っているのは「超」が付くほど高級な家具が中心のため、私のような庶民には敷居が高いところであります。

一方のアマゾンは米国発祥ながら、多くの日本人にとってもはやライフラインの一部と化しています。アマゾンがなかったら困るという人は私を含め少なくないのではないでしょうか。

そのように立ち位置が大きく異なる両者が、このたびタッグを組むことになりました。2018年5月1日からアマゾンでIDC大塚家具の商品が販売開始されたのです。

IDC大塚家具@amazon.co.jp

IDC大塚家具@amazon.co.jp
amazonスクリーンショット

2018年5月2日現在、アマゾンで扱われているIDC大塚家具の商品は132点に上ります。寝具が69点、家具が63点となっており、1,506円の枕から329,627円の羽毛布団までが取り扱われています。



販売発送はアマゾン

アマゾンで取り扱われるIDC大塚家具の商品が132点というのは、有明本社ショールームが誇る5万点以上の商品数に比べれば微々たるものです。また、これまでIDC大塚家具が出店してきた「LOCONDO HOME」(開始時3,000点以上)や「Yahoo!ショッピング」(同2,000点以上)にに比べてもかなり少ない商品数です。

これには様々な要因が考えられると思いますが、その大きなカギを握るのは”Amazon.co.jp が販売、発送します。”と記載されているところにあると考えられるでしょう。ロコンドやヤフーではIDC大塚家具が販売者であったのに対し、アマゾンではIDC大塚家具は卸売業者としてアマゾンに納入するかたちとなっているのです。

木製家具は秋田木工がメイン

少なくとも現時点では、アマゾンで取り扱われているIDC大塚家具の商品は、大塚家具のオリジナル商品ばかりです。木製家具はIDC大塚家具傘下の秋田木工の商品(上写真など)が多くを占めています。オリジナル商品だから卸売業者として納入し、アマゾンが販売するというかたちが可能となっているわけですね。

もっとも、アマゾンのマーケットプレイスを利用して、”IDC大塚家具が販売、Amazon.co.jp が発送します。”というかたちを取れば、オリジナル商品以外を扱うことも可能だったと思います。しかし、そのようにしなかったのは、先に出店しているロコンドやヤフーとの差別化、もしくは別の理由があったのかもしれません。

「別の理由」については私などは知る由もありませんが、IDC大塚家具としてはアマゾンの物流網を利用することで全国一律で商品を発送できるというメリットが考えられます。また、アマゾンとしては細かな手数料収入ではなく高い粗利益を確保できるというメリットがあります。

しかし、家具を売らせたら日本一と言えるIDC大塚家具が小売業者の立場をアマゾンに譲るかたちとなるのはちょっと意外な感じもしますね。この取り組みがうまくいってもいかなくても複雑な心境です。

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