匠に負けた!?IDC大塚家具が創業の地「春日部ショールーム」閉店

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目下、創業以来の大赤字などと報じられているIDC大塚家具。「お詫びセール」などで盛り上がっていた頃は世間も好意的に見ていたはずなのですが、最近は本当に手のひらを返したようですねー。

先に世間を騒がせた事実自体は当時も今も変わりません。なので、この点ではSTAP細胞騒動とは明らかに異なります。また、売上が下がって赤字になっても、消費者には直接的に影響ありません。

それでも非難されるのは、やはり結果的に親不孝なことになったとか、当初期待されたような売場作りがなされていないということでしょうか。個人的にはどうも釈然としません。

ともあれ、そんな渦中のIDC大塚家具が創業の地である春日部のショールームを今年5月27日に閉店するというのですから驚きました!

 

IDC大塚家具「春日部ショールーム」5/27閉店

IDC大塚家具・春日部ショールーム・スクリーンショットIDC大塚家具HPスクリーンショット

IDC大塚家具の春日部ショールーム閉店については、「都商研ニュース」の記事に詳しく報じられています。

iDC大塚家具春日部ショールーム、2018年5月27日閉店-創業地・春日部の大型店、再開発検討地域に | 都市商業研究所
東武鉄道春日部駅西口の大型家具店「iDC大塚家具 春日部ショールーム」(以下、春日部店)が、2018年5月27

この記事の要旨は以下の通りです。

  • 春日部ショールームは旧イトーヨーカドー春日部店跡に居ぬきで1997年4月に開店
  • 今回の閉店は市街地再開発に伴い建物が解体されるため
  • 春日部市はIDC大塚家具の創業地として知られる
  • 春日部市にはIDC大塚家具現社長の父が創業した匠大塚の春日部本店も存在する

つまり、今回のIDC大塚家具・春日部ショールームの閉店はあくまで再開発によるものであり、親子対決で娘が経営するIDC大塚家具が負けたというわけではないと読み取ることができます。でも今の状況を考えると、世間はそう思ってくれないのかもしれませんねー。



匠大塚も苦戦中?

IDC大塚家具は昨今、小型店の展開を進める一方で、大型店は売場面積を縮小して、大株主の一人となったTKPに貸会議室を運営させるなどしています。それに加えて商業の地である春日部から店舗がなくなると、匠大塚に競い負けたという印象を与えかねません。

しかし、その匠大塚も決して競い勝ったという状況ではなさそうです。東洋経済オンラインが報じたところによると、匠大塚も赤字だということです。

未上場のため匠大塚の詳細は明らかにされていないが、信用調査会社によると、2015〜2016年度決算は営業赤字が続いている。

引用:東洋経済オンライン

決して両社で値引き合戦をしているわけではありません。しかし、限られたユーザーを取り合っているわけですから、どちらも苦しい戦いを強いられているのでしょう。

 

創業の地から店舗がなくなったとは言っても、IDC大塚家具が今すぐどうこうという状況ではないと思います。代わりの店舗を見つけて再開する可能性も十分あるでしょう。

しかし、未だに底を打った感じがしないという状況ですから、IDC大塚家具にもそろそろ明るい話題が欲しいところですねー。

 

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