収納マンは壁に棚を付けるというのが好きです。その理由はいくつかあります。
- よく使うモノにすぐ手が届く
- 部屋が広く見える
- コストが安く済む
身の周りにたくさんモノはあれど、よく使うモノというのは非常に限られています。誰でも厳選すればバッグひとつに収まるくらいのはずです。家に帰ってきたときに鍵と携帯電話を置く場所。料理をするときによく使う調味料。これらはそんなに大きな収納スペースは必要ありません。けれどもそれらを置くのに過剰な収納家具を置いてしまっていることが多くないでしょうか。壁にチョイ置き棚を付けるだけで、過剰な収納家具を置くことなくもっとも便利な場所によく使うモノを置くことができます。
また、少しばかりのよく使うモノを置くために収納家具を増やしてしまうと、床が見えている面積が少なくなります。そうすると部屋が狭く見えます。壁にチョイ置き棚を設けて収納家具をできるだけ増やさないようにすることで、部屋を広く維持することができます。
コストの点でも壁にチョイ置き棚を設けることはメリットがあります。収納家具を買うとなるとそれなりのコストが掛かりますが、チョイ置き棚の場合は非常に安く済みます。ホームセンターでカラーボードと棚受け金具を買ってくれば1,000円程度で済みます。
そのほか、収納家具を設置できないドアの上のスペースを活用することなどもできますし、シンプルな構造なのでサイズを加工することも容易です。このように壁に棚を取り付けることは大きなメリットがあるのです。
IKEA・EKBY LAIVA / EKBY STÖDIS
そんなわけで良さそうなウォールシェルフがあるとついつい試してみたくなるんですが、IKEA(イケア)の「EKBY LAIVA / EKBY STÖDIS(エーケビュライヴァ/エーケビュストティス)ウォールシェルフ」もそのひとつ。なんと価格は499円!ネジは別としてワンコインで59×24cmのチョイ置き棚が作れてしまうのです。
こちらは一応セット品になっているんですけど、棚板(エーケビュライヴァ)299円と棚受け(エーケビュストティス)100円を別々に購入することもできます(棚受けは2ヶ必要)。棚板は残念ながら樹脂フィルム貼りのブラックブラウン1色のみですが、棚受け(ブラケット)はブラック、ホワイト、レッドの3色から選ぶことができます。
棚受けはスチール製ではなくポリプロピレン樹脂製で厚みがあるため、石膏ボード壁用の鋲で固定することはできません。木ネジオンリーとなるため、賃貸の我が家では取り付けできないのが非常に残念です。
エーケビュライヴァ/エーケビュストティス・ウォールシェルフはワンコインで買える手軽さとは言え、ホームセンターでも同等の材料は1,000円くらいでも購入できることを考えると、飛びつくほどのものでもありません。ましてや色もサイズも限定されますので、ホームセンターで自分好みのものを選んだほうが良いとも言えます。ホームセンターなら石膏ボード壁用のより手軽なものも売ってますしね。
でもプチプラで気軽に買えるというのはやっぱり良いです。変なところに取り付けると頭をぶつけますし、あまり重いモノは乗せられないので、取り付けや使用に際しては十分な配慮が求められますが、「ここに棚があったらな~」と思うところがあれば是非チョイ置き棚をお試しください。
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