IKEA「GRUNDVATTNET食器洗い用ボウル」と山崎実業「AQUA」を比較

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前回はIKEAの新商品「JORDBROビーズクッション」を紹介しましたが、今回IKEAを訪問するにあたってはもうひとつの新商品をチェックすることも目的のひとつでした。

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それは、「GRUNDVATTNET(グルンドヴァトネット)」シリーズの食器洗い用ボウル。普通にキッチンの洗い桶としても良さそうだし、こういうサイズの箱って何かと使えるんじゃないかと思ったのです。

※この記事は2016年12月18日時点の情報に基づいています(2023年8月26日一部更新)

 

IKEA・GRUNDVATTNET食器洗い用ボウル

IKEA・GRUNDVATTNET 食器洗い用ボウル

出典:Yahoo!ショッピング

IKEAのGRUNDVATTNETはキッチンのシンク周りで使えるシリーズです。まな板、マット、水切りなどのラインナップがあります。

素材は以前にも紹介しました「KUGGIS(クッギス)ふた付きボックス」や「VARIERA(バリエラ)ボックス」のように厚みのあるシッカリした感じですが、再生PET樹脂ではなくてポリプロピレン樹脂でできているので少し柔軟性があります。また、底面には滑り止めのゴム足が付いています。

GRUNDVATTNETの食器洗い用ボウルはサイズが39×23×16cmで、価格は税込799円。カラーボックス1段に収まる程度の大きさであることを考えると、ちょっと割高感は否めません。大きさが近いニトリの「インボックス・ハーフ」なら1つあたり税込599円ですからね。

ただまあ、ニトリのインボックスとは基本的に用途が違いますし、ゴム足も付いていることを考えると、十分妥当な価格だと思います。シンク周りで使うのはもちろん、そのほかの場所でも収納ボックスとして便利に使えるのではないでしょうか。

2023/08/26追記:GRUNDVATTNET食器洗い用ボウルは販売を終了した模様です。

山崎実業・水切りかごAQUA

IKEAはGRUNDVATTNETの食器洗い用ボウルはシンプルなので、洗い桶以外にも様々に使えると訴求しています。ただ、果たしてどうかなと少し疑問を感じます。

たとえばGRUNDVATTNETの食器洗い用ボウルを水切りカゴのように使う買う場合、排水口はないし、皿を立てることもできません。普段、洗い桶として使っているものを水切りカゴとして使うには少し抵抗もあり、やはり水切りカゴは別に用意したほうが良いように思うのです。

そう思っていたところ、IKEAのついでに寄った島忠ホームズで、山崎実業の「水切りかごAQUA(アクア)」が目に留まりました。サイズはGRUNDVATTNETの食器洗い用ボウルとほとんど同じで、皿を立てる溝やカトラリー立てもあり、排水口もあります。シンプルなデザインながら、機能的でお手入れもしやすい感じです。

山崎実業のアクアは洗い桶には向きませんし、価格もGRUNDVATTNETの3倍ほどします。ですからまったく別の商品と言ったほうが良いのですが、コンセプトは似ているような気がします。山崎実業のアクアのほうが、日本人特有の「けがれ思想」(※)に合っているのかな、という気もします(上写真リンク先を見ると、アクアを洗い桶として使っているシーンも見られるのですが…苦笑)。

※けがれ思想…具体的に日常生活で言うと、食べ物や食器は床に直接置かない、家族それぞれに箸と茶碗がある、など。欧米ではそのような習慣はない。このあたりが日本独特で、すべての家事の土台である収納が完全には欧米化できない大きな要因となっていると収納マンは考えています。日本では玄関で靴を脱ぐ、というのも同様ですね。

 

話がちょっと横道に逸れてしまいましたが、GRUNDVATTNETの食器洗い用ボウルそのものは良い商品だと思いましたが、これをシンクに置いた場合に洗い桶以外の用途で使うのはちょっと抵抗があると個人的には思いました。逆に、これを水切りラックにも使えるような「ワリキリ」ができれば、少ないモノでシンプルに暮らせるのかもしれないとも思いました。

モノを少なくするには、洗い桶を水切りラックに使うといった、ちょっとギョッとするような使い回しをしないと難しいです。逆に、何かにつけて専用のモノを持つとどうしてもモノは多くなってしまいます。また、「やっぱり洗い桶は丸いほうが使い勝手が良い」などと機能性を重視してモノを選ぶと、見た目の収まりは悪くなります。

こういうところは結構、潜在意識に隠れているところですので、こうやって掘り起こしていくと自分にとっての収納の傾向と対策が見えてくることがあります。収納グッズを通じてそんな風に自分探しをするというのも、また新しい発見があって面白いですよ。

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