ネット販売開始で不要に?「IKEAタッチポイント熊本」が7月末で閉店

「殺人チェスト」や「ネズミ入りマシュマロ」の影響もあってか、売上が低迷し、出店計画が滞るという悪循環に陥っているIKEA(イケア)。

昨年10月の愛知県・長久手ストアに続く新規出店情報がないかと探していたら、逆に閉店情報が飛び込んでまいりました!

IKEAタッチポイント熊本、7月末で閉店

IKEAタッチポイント熊本、7月末で閉店出典:IKEA

「IKEA Touchpoint(タッチポイント)熊本」は、イケア福岡新宮のサテライト店舗として2015年10月23日にオープンしました。福岡新宮ストアの店舗面積20,442平米に対して、タッチポイント熊本は1割にも満たない1,460平米の小型店。展示商品は少なく、イケア福岡新宮で取り扱っている商品を取り寄せて購入するというスタイルでした。

昨年4月のオンラインショッピング開始にあたっては、1月から試験的にオンラインショッピングの受付を開始するなど実験的要素がある店舗でしたが、3周年を待たずして今年の7月末で閉店することとなったのです。



オンラインショッピング開始で不要に?

IKEAタッチポイント熊本の閉店にあたって、イケアは次のように述べています。

この新しいフォーマットの試験により、多くのことを学び、新たなビジネスにつながるヒントを得ることができたため、この度閉店することを決定しました。

そのあとにはオンラインショッピングの重要性についても述べられており、イケアとしてはあくまでもオンラインショッピング開始に向けての実験店舗として役目を終えたから、タッチポイント熊本を閉店するということのようです。

ただ、十分に利益が上がっていれば閉める理由はなかったはずです。タッチポイント熊本では商品を取り寄せる際に小物でも1品につき「オーダー手数料」として500円が掛かるなど、消費者にとって便利とは言えない仕組みでした(現在ではオンラインショッピングで購入すると990円からの配送料で済むので、わざわざタッチポイント熊本に赴いてオーダーするメリットはほぼありません)。

単なる小型店としての存続を模索することももちろん検討したでしょうけど、イケアは安物で釣って割高な商品を売ることで成り立つビジネスモデルなので、タッチポイント熊本の売場面積では十分な品揃えができず、逆に売場面積を拡大しても十分な需要が見込めなかったというところでしょう。

イケアはオンラインショッピングが順調で、よりその重要性が増していると強調しています。その点で言えば、タッチポイント熊本は中途半端な位置付けとなったので閉めるということになります。

一方で、本当にオンラインショッピングが順調であれば、既存店売上にプラスされるはずですが、実際にはトータルで年商が3.6%もダウンしています。オンラインショッピングが順調であるというイケアの主張が事実なら、既存店は相当売上がダウンしているということでしょう。

なかなか大変そうですが、これからも事故を起こさないように頑張って欲しいですね!

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