最近はどこのインテリアショップでもインダストリアルデザインに力を入れているように思います。ニトリですらインダストリアルデザインを取り入れているのですから、実際によく売れているのでしょう。
私もインダストリアルな雰囲気はオシャレだなーとは思うものの、正直言ってピンと来ません。私よりもずっと若い世代に支持されているのかなぁという印象です。
ともあれ、IKEAからも”That’s industrial design !”という感じのシリーズが発売されました。「VEBERÖD(ヴェベロード)」という名前のラインナップです。
IKEA・VEBERÖDシェルフユニット
IKEAの「VEBERÖD(ヴェベロード)」には現在3つの商品ラインナップがあり、上写真はそのうちのひとつであるシェルフユニットです。
フレームはスチールそのもののような質感で、棚板や引出しには節のあるバーチの積層合板が使われています。そのため、パッと見た感じでは普通にシンプルな棚という感じですけど、間近で見れば見るほどワイルドでインダストリアルな雰囲気を醸し出していることに気づかされます。
ヴェベロードのフレームにサビが…
ヴェベロードの商品説明には以下のように書かれています。
隠し立てのない正直さが魅力です。製造時に素材についた小さなキズやこすれたた跡などをそのまま残して家具の個性にしました。
インダストリアルデザインですから、製造時に素材についた小さなキズやこすれたた跡などをそのまま残すというのは分かります。ただ、私がIKEAの店頭で見たヴェベロードのフレームはあちこちサビていたのです。
てっきり、サビたような雰囲気を出すために塗装しているのかと思っていたのですが、説明通りであればガチでサビていたようです。インダストリアルデザインならそれも当然と言えなくはないものの、あまりサビてしまうのもどうかと個人的には思います。
「ありのまま」の割りには値段が高い
ヴェベロードには冒頭で紹介したシェルフユニット(14,990円)のほかに、ルームディバイダー(14,990円)とベンチ(12,990円)があります。それらの価格はいずれも1万円を超えています。
私はIKEAの家具はオシャレで安いから支持されているのだと思います。ヴェベロードはオシャレだとは思いますが、材質を考えれば安いとは思えません。キズがあったりサビていることが前提であれば、半値くらいでちょうど良いのではないかと思います。
ともあれ、ヴェベロードは価格を抜きにして考えればオシャレだと思いますし、成型合板でできた引出しはIKEAにしては結構丈夫で良いと思います。あとは幅90cmくらいのオーソドックスなシェルフがあればもっと使いやすいのではないでしょうか。
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