自称「イクメン」に女性の不満爆発!男性はもっと「ありがとう」の一言を伝えるべき

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家事をする男性・イメージ

本日の毎日新聞の記事が大変興味深いものでしたので、「主夫」を自認する私としても一言申し上げたいと思います。

【毎日新聞】<自称イクメン>活躍アピールに女性がいらつく理由(2016/12/10)

 

わたくし収納マンは主夫歴4年目になります。ほとんど毎日の夕食を作り、週末には掃除をしています。子供が保育園に通っていた頃は毎日送り届けていました。

一方の妻はというと、主に朝食の準備、洗濯、育児を担当してくれています。本当はそれも含めて私が全部やりたかったんですけど、妻としては良い母であり良い妻として振る舞いたいようです。というか、私と同様にジッとしていられない性格のようです。私としても結局、すべての家事をこなすのは時間的に無理があり、妻に甘えてしまっているというのが現状です。

そんなわけで、主夫だなんだと言いながら、育児も含めた家事の時間的な負担の割合は、私:妻=20:80くらいではないかと思っています。炊事・洗濯・掃除といった家事はまったく大変ではないのです。育児のほうがはるかに精神的肉体的負担が大きいのではないかと思います。



ドヤ顔の自称イクメンに女性がイラつくワケ

今回の毎日新聞の記事で批判にさらされている「自称イクメン」は、男性がちょっと育児をやったくらいで大きな顔をしていることに女性が不満を感じているのだと思います。

よく言われることですが、脳の構造で言うと男性は単細胞で、女性のほうがマルチタスクを処理できるハイスペックマシンなのです。そのため、基本的に男性の行動様式は「点」です。料理を作っても後片づけはしない。料理を作りながら子供の世話ができない。そもそも仕事をやったら家事まで頭が回らない。そういう特性があります。

しかし、家事、特に育児は、「点」では処理できません。それらを同時に複数の「線」で結びぶ必要があります。たとえば子供一人とっても、学校、塾、ママ友とのお付き合い、義父母への報告などが結びついており、効率良く、ミスのないように処理していく必要に迫られます。子供が2人、3人と増えれば、それらを結ぶ線はより複雑になっていきます。

そのように複雑でたくさんのことを処理している女性から言わせれば、男性が1つのことだけ一時的に処理してドヤ顔をするのは耐えられないことでしょう。かと言って、少なからずとも協力してくれていることに水を差せば、今後一切の家事や育児を手伝ってくれないのではないかという不安もあります。

また、記事にもあるように、男性はちょっと家事や育児をしたくらいで褒められる、一方の女性はやって当然の風潮があります。世間の風潮だけならともかく、夫や子供、義父母からもそう思われるのですから、不満を感じないほうが難しいと思います。

 

やっぱり「ありがとう」の一言が大切

幸い、私の場合は、環境に恵まれています。急に雨が降ってきたら洗濯物を取り入れに家に帰れますし、子供が熱を出したら学校に迎えに行くことができます。夫婦で押し付け合いになったことは一度もありません。むしろ有給を取ってPTAの役を引き受けるくらいなら私に任せて欲しいと思うくらいです。

ただ、世間一般ではそうはいかないですよね。夫婦が同時にそれぞれの会社で重要な会議があった場合、どうしても女性のほうが子供を迎えに行かなければならなかったりします。それは女性にとって大いに不満であるとは思いますが、女性は帰らせても男性は残らなければならないという風潮があるからこそ、女性は帰ることができるとも言えるのではないでしょうか。そうでなければ、会社選びを間違えたお互い様、もしくは結婚する相手を間違えたという話にしかならないですよね。

そんなことよりも大切なのは、以下の3点だと思います。

  • 男女それぞれがライフ&ワークバランスを考える
  • それぞれの得意分野を知り、積極的に関わる
  • お互いの仕事の内容を理解し、感謝する

お金を稼ぐことは大切ですが、同時に家族を守ることも大切です。家庭は二の次と考えていてはいつまで経っても仕事に忙殺されて家庭を疎かにするという状況は改善しません。家庭の存在を前提として仕事に対する取り組み方を考えておく必要があると思います。

また、世間は共働きが一般的になってきていますが、私は専業主婦でも専業主夫でも構わないと考えています。夫婦それぞれが得意なことをやったほうが効率が良く、ストレスも少ないと思います。また、共働きであっても、それぞれの得意分野に合わせて仕事と家事を分担すれば良いですよね。

そういった仕事と家庭のバランスを取ったり分業するということよりも重要なのは、お互いの仕事の内容を理解し、感謝することだと思います。お互いに「やって当然」、「なんでやってくれないの」じゃなくて、「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切だと思います。

ただ、一般的にその部分が欠けているのは男性のほうですよね。私も自分で言っておきながら、本当にできているかどうかと問われると自信がありません(苦笑)

 

我が家の場合、家事や育児という点では本当に恵まれていると思います。そう私が思えるのも、一重に妻のおかげだと今更ながら感謝しています。

ただ、妻のほうはどうでしょう?(苦笑)本当は家を買いたい、家族で休日をゆっくり過ごしたい、貸した金返せよなど、不満も多いかと思います。

こんなところに書かずに直接聞けば良いのですが、なかなか怖くて聞けないことってありますよねー(苦笑)

 

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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