最近、毎月のようにカットソーを買っています。楽天市場のブランドアベニューで月1回以上洋服を買うとポイントが+1倍になるという仕組みがあるので、スーパーDEALやお買い物マラソンという仕組みも併せて購入すると、たとえば2,000円のカットソーが実質1,000円くらいになるんです。ブランド物のカットソーが1,000円くらいって言ったら、タダみたいなものですよ。
それで、ついつい毎月1枚買っては1枚捨てるということを繰り返していて、それはまあオシャレして楽しいとしても、やっぱり大量消費&大量廃棄の資本主義経済にどっぷりハマっているなーと改めて認識するわけです。まだ着れるとか着れないとか言うレベルじゃなくて、「ちょっと傷んできたかな?」とか「まだ新しいけど全然着ないし」というレベルで捨てることになるのは、やっぱり少し気が引けるところがあります。
でも、このたび月額制ファッションレンタルサービスを提供するエアークローゼットとアパレルメーカーのフランドルがコラボした『shareCloset(シェアクローゼット)』を活用すれば、後ろめたさから解放されてオシャレを楽しめるようになるかもしれませんね。
シェアクローゼットとは

出典:PR TIMES(以下同)
シェアクローゼットとは、月額制ファッションレンタルサービスを提供するエアークローゼットがこれまで蓄積したノウハウを活かし、一般ユーザーが手放した洋服を補修するなどしてエアークローゼットのサービスで貸し出すという仕組みです。また、レンタルできないレベルの洋服は日本環境設計の手によってリサイクルされます。
第1弾はフランドルと提携
ただ、このシェアクローゼットは現在のところまだ始まったばかりで、第1弾として2018年12月14日(金)〜31日(月)までの期間限定でアパレルメーカーのフランドルが運営する一部店舗で実施されます。対象ブランドおよび店舗は以下の通りです。
対象店舗
- ルミネ池袋 MARCHE de CLEARIMPRESSION
- 大丸梅田店 INED
- 大丸梅田店 ef-de
- 大丸梅田店 7-IDconcept.
- あべのハルカス近鉄本店 INED
- あべのハルカス近鉄本店 7-IDconcept.
6店舗しか対象となっていないうえに、6店舗のうち5店舗が大阪です。人口分布を考えると、利用できる人はちょっと少ないかもしれませんね。
ただの下取りサービスに近い?
シェアクローゼットを利用して洋服を手放すには上記6店舗に行く以外にも条件があります。洋服は何でも引き取ってくれるわけではなく、雑貨・タンクトップ・キャミソールを除くFLANDREグループ製品(品質表示の製造元にFLANDRE、IBFM、it’s international記載があるもの)に限られています。
また、洋服の持ち込み1点につきクーポンが1枚発行され、最大20枚まで発行されます。対象店舗で本体価格5,000円毎に1,080円分のクーポンを1枚使用可能だということです(クーポン有効期限は2019年2月末日まで)。
つまるところ、基本的にはリピーター向けという感じですし、単なる下取りキャンペーンと同じと言えなくもありません。最終的にリユースでシェアされるかリサイクルされるかはエアクローゼットを信用するよりほかないですね。
洋服を捨てることに後ろめたさを感じる人でも、それがリユースとしてシェアされたり、リサイクルされるとなれば、シェアクローゼットはとても魅力的なサービスだと思います。一方で現状では利用できる店舗が少なく、おまけに半月だけのキャンペーンという扱いで、ただの下取りキャンペーンという印象は否めません。
フランドルはINED(イネド)を中心に全国に約350店舗も展開しているわけですから、早期に対象店舗を広げて欲しいものですね。また、個人的にはもっと少額でも良いので、通年で実施してもらえたほうがありがたいと感じます。フランドル以外のアパレルメーカーにも広がると、なおありがたいことでしょう。
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