改めて言うまでもなく、最近は食器棚の下段が引出し式になっていることが多いですよね。引出し式の食器棚なら、小鉢や小皿を前後に並べても見やすく、奥のものにもすぐに手が届くというのがメリットです。
一方で、デメリットもあります。扉式の食器棚に比べてコストが掛かるほか、引出しが浅すぎたり深すぎたりすることもあります。
そんなわけで、扉式だったら収まっていた一升瓶が入らないといったことが起こるわけですが、それよりも多くの方が困るのが、カトラリーなどを入れる際に深さを持て余すという問題です。
イノマタ化学・キャリートレー
そんなときに役に立ちそうなのがイノマタ化学の「キャリートレー」です。私はキャン★ドゥで見つけましたが、ほかの100円ショップでも扱っているかもしれません。
こちらのキャリートレーの外寸は204×137×57mmと大きくはないので、ティースプーンくらいならちょうど良いですが、箸を入れるにはちょっと小さいです。可動式の仕切り板が2枚付いているので、箸置きや袋止めクリップなどの小物を収めるには良いでしょう。
ハンドル付き&積み重ねOK
イノマタ化学のキャリートレーにはハンドルが付いており、指でつまんでヒョイッと持ち上げることができます。しかもハンドルを付けたままの状態で積み重ねできるので、下の段のモノを手に取るのが簡単です。
だから、食器棚の引出しに箸置きなどを収納するのに便利なのです。積み重ねできる箱は100円ショップに色々ありますけど、こういう浅くて広いものはほとんどないですよね。また、仕切り板が動かせるタイプのスタッキングボックスもほとんどありません。
さらに、ハンドル付きで上の段を持ち上げやすいものとなれば、これしかないと思います。イノマタ化学が作っているのでクオリティも高く、食器棚の引出しで使うには持ってこいと言えるでしょう。
もちろん、イノマタ化学のキャリートレーは食器棚の引出し以外でも使えます。内寸の長辺が20cm弱ですので、文房具や手芸用品を収めるのにちょうど良いでしょう。
3段以上を積み重ねる場合は小物用の引出しを使ったほうが良さそうですが、3つ以上を並べた状態で広げて使いたい場合はこっちのほうが便利かもしれません。
たかが100円の商品ですが、用途をいろいろ考えてみると、なかなか奥が深そうです。
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