片づけるためには目標を決めて期限を切ることが大事…とは限らない件

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目標設定・イメージ

「片づけるためには目標を決めて期限を切ることが大事!」と言ったら、きっと同意してくれる人は多いと思います。でも、「分かっちゃあいるけれど…」と思ったあなたは、案外正しいかもしれません。実は私自身が、その考え方に同意できない一人なのです。

 

「目標設定が大事」と考えている人は3/4

片づけに限らず、何かを成し遂げるためには目標設定と期限を切ることが大事だと考える人は多いと思います。確かにそうです。しかし、実際に行動が伴う人はそれほど多くはありません。

結論から先に言うと、「目標設定が大事」と考えている人は世の中全体の3/4存在すると言えます。しかし、それが理屈だけではなく実際に行動が伴うのは全体の半分に過ぎないのです(全体の2/4)。

目標設定が大事だと考える人は3/4

これ、逆に言うと、目標設定があまり意味をなさない人は全体の半分いるということです。私自身も”目標設定があまり意味をなさない人”のうちの一人なのですが、私のようなタイプの人は目標や期限が迫ってくるとプレッシャーのほうが強くなってしまって本来の実力が発揮できないのです。



目標の捉え方は4つに分類できる

なぜこのようになってしまうのかというと、それは人によって目標の捉え方が異なるためです。

目標の捉え方には4通りある

私の性格は、内面も外面も状況対応型で、上図のピンク色のゾーンです。もちろん目標設定はしますが、あまり目標に縛られずに臨機応変に対応します。目標よりも目の前のこと、プロセスを大事にする性格です。目標や期限が迫ると、プレッシャーを感じてしまって逃げ出したくなります(苦笑)基本的に競争は苦手です。

その下の水色のゾーンは、仕事など対外活動においては「目標設定が大事だ」と言いますが、実際には私と同じように臨機応変に対応し、プロセスを重視します。また、目標や期限はプレッシャーになります。

上図の右側の緑色と青色のゾーンは、内面が目標指向型なので、目標設定が大事で、競争をし、プレッシャーが強くなればなるほど真価を発揮できます。青色のゾーンの人はガチガチの目標指向型、緑色は表面上は臨機応変に行動することが大事だとは言いますが、基本的に目標設定が大事なタイプの人と言えます。

 

目標指向型or状況対応型のチェックは「収納なび」で

目標指向型と状況対応型

自分の内面が目標指向型か状況対応型のどちらであるかは、「収納なび」(PC版)で知ることができます(スマートフォン版はコチラ)。前述の通り、目標指向型であれば目標設定をして期限を切ったほうが片づけを効率良く進めることができます。むしろ、目標設定や期限を切ることをしなければ前に進まないと言ったほうが良いくらいでしょう。

反対に、状況対応型の人の場合は、目標設定や期限を切ることはもちろん大事ですが、あまりそれに縛られないようにするほうが気軽に進めることができると思います。

念のため…目標指向型か状況対応型を見る際は、大事なのは内面です。外面はあまり影響ありません。「収納なび」で診断した場合に内面が、ツバメ、ハト、イリオモテヤマネコ、ウサギ、バク、クマであれば、目標や期限の設定がとても大事です。一方で、ヒヨコ、フクロウ、デンキクラゲ、イルカ、ラッコ、クジラの人は、状況対応型で、目標や期限を決めることはそれほど大事ではありません。

 

世の中の1/2は目標指向型の人が占め、さらに1/4の表向きだけ「目標設定が大事」と言っている人がいるために、さも目標設定することが絶対であるように言われがちです。しかし実態は必ずしもそうではありません。ガチガチの目標設定が必要な人は世の中に半分しかいないのです。

先日は手帳や手帳アプリについてお話ししましたが、目標や期限を決めることは大事であるものの、ガチガチに縛られないほうが良い人もいるのです。その点で誤解のないようにと思いまして、今回のお話をさせていただきました。片づけの際は、自分に合った進め方をするようにしましょう。

 

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