多くの現代人にとって、スマホはもはや手放せないツールです。私ももちろんそのひとりで、特にカメラ機能を頻繁に使います。風景などを撮影することももちろん多いのですが、メモ代わりに何でもパシャッとやるのです。
そんな私にも便利かもしれないアプリ、それがキングジムの「デジタルタグ」というアプリです。
キングジム・デジタルタグ
キングジムのデジタルタグは、iPhoneでもandroid端末でも使えます。無料です。
アプリを開くと、上写真のようなシンプルな画面が現れます。
デジタルタグの使い方
デジタルタグの使い方は簡単。
- 箱にタグ番号を書き込む
- その番号をアプリに入力
- アプリで箱の中身を撮影
この手順を踏むだけで、箱の中身リストが完成。外出先でも箱の中身を確認できますし、「アレ、どこにしまったっけ?」をなくせること請け合いです。
専用の箱を使わなくてもOK
キングジムではこのデジタルタグを使うのに最適な「ニュートラルボックス」などの箱を販売しています。でも別にこの箱を使わなくてもOK。手元にある箱に3桁の番号を記入すれば良いだけですから。
3桁の数字でより便利に活用できる!
部屋 | 棚No | 段目 |
4 | 2 | 3 |
片っ端から箱に番号を振っていっても良いわけですが、例えば100の位を部屋番号、10の位を棚番号、1の位を何段目…という風に決めておけば、数字を見ただけでどの位置にある箱かがすぐ分かります。
このやり方であれば、箱と言わずに、棚の段ごとに撮影しておけば良いですね。しかもいちいち番号を記入する必要はありません。
大分類 | 中分類 | 小分類 |
2 | 2 | 1 |
図書館の書架のように、大分類・中分類・小分類を決めておいて管理するのも状況によっては便利かもしれません。ただし事前に分類表を作成しておく必要がありますので、なかなか大変な作業になります。
以前にもエバーノートを使ってこんな風に各所の写真を撮影して管理する方法を紹介しましたが、デジタルタグならもっとシンプルかつ簡単に収納をデジタル化することができると言えます。
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ただ、一応デジタルタグはテキストを入力することもできるんですが、「写真またはテキスト」となっており、写真で管理する場合はテキストメモは一緒に保存することができません。その点ではエバーノートのほうが優れていると言えます。
また、デジタルタグは一覧をフォルダ分けすることができません。その点でもやはりエバーノートのほうが秀逸です。
手軽さ重視ならデジタルタグ、手間を掛けてもパーフェクトに管理したいならエバーノートという風に使い分けるのが良いでしょう。
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