最近は写真の収納で困るということが減りました。昔だったら、写真はアルバムに綴じるか写真立てに入れて飾るのが普通でしたけど、最近はスマホやデジカメで撮ってクラウドで管理、友人などに送る場合もLINEなどで済ませますからね。写真という物体を見ること自体がなくなりました。
デジタルフォトフレームが登場した当時は便利だなって思いましたけど、あまり普及しなかったようで現在は大手メーカーも積極的ではありません。クラウドを介してテレビでも写真を見られるし、SDカードに写真データをコピーするのが面倒で、wi-fiに繋ぐことができるタブレットのほうが合理的だからでしょう。そもそも、日々手軽に写真が撮られるようになったことで、過去の写真データを掘り起こす余裕がなくなってきたということもあるのかもしれません。
それでも、写真がこの世の中から消えてなくなったというわけではありません。インテリアとして、思い出として、飾っておきたいというニーズも変わらず残っていることでしょう。
キングジム・hacobuchi(ハコブチ)

出典:キングジム
キングジムが10月5日に発売予定の「hacobuchi(ハコブチ)」は、デジタル写真全盛の昨今において改めてリアルに写真を飾ることを提案するアイテムです。しかも、ただ写真を飾るのではなく、写真という物体に必ず付きまとう収納の問題を解決してくれるというものです。
「箱」+「額縁」からネーミングを得たと思われるハコブチは、その名の通り写真などを収納する箱をそのまま額縁や写真立てのように使うことができるというものです。A6版またはポストカードを収納可能なSサイズ、200mm四方のものが収納可能なMサイズ、A4版が収納可能なLサイズの3サイズで、それぞれベージュ、グレー、ブラックの3色が用意されています。
壁掛けもスタンドもOK
ハコブチの本体となる箱は厚紙でできていますが、付属のポリプロピレン製のスタンドを取り付けることで写真立てになります。また、穴に紐を通せば壁に掛けることができます。
箱自体の厚みは外寸で23mm、内寸で約20mmということですから、ハンドタオルの箱を立て掛けたり壁に掛けるようなイメージでしょうか。写真や絵などを10~20枚程度収納可能と考えられます。
こういうのは今まで、ありそうでなかったですねー。写真立てにもなるアルバムというのはありましたけど、写真を収納できる箱そのものを飾るという発想のものは今まで存在しなかったと思います。
実際のところ、写真や絵を入れ替えるというニーズはあまりないと思います。しかし、季節に応じて飾る絵を差し替えるというニーズは決して少なくないでしょう。また、旅行の思い出の写真を正面に飾って、箱の中にチケットの半券やパンフレットのようなものを収納するという使い方をするには便利そうですね。
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コメント
中にお札を入れて神棚にしても良さそうですね。
インテリアの邪魔にならなさそう♪
さえさま
はじめまして^^
ハコブチの中にお札を入れて神棚に…!
それは考えも及びませんでしたー^^;
その場合は、箱の中に祝詞などを収めれば良いんでしょうか。