『子育てママの私が片づけに夢中になった理由(仮)』発売のお知らせ
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強力マグネットでデスク周りにチョイ置きできる!?キングジム「マグトレー」

キッチンなどで使う収納グッズは家庭用品メーカーが得意とするように、デスク周りの収納グッズは文房具メーカーが強いなーと思います。当たり前のことではありますが、やはり使用シーンを十分に分かっているだけでなく、いかに効率良く作るかといったノウハウを蓄えているうえに、それを販売するための売場を押さえているからです。

たとえばキッチンやクローゼットを片づけたいとしましょう。ホームセンターの系列にもよりますが、キッチン収納の売場はたとえばパール金属や伸晃などが押さえています。衣装ケース売場なら天馬やアイリスオーヤマが押さえています。そこに今まで並んでいなかったようなメーカーがちょっと良い商品を発売したからといって簡単には入りこめませんし、仮にそういう話になろうものならこれまでシェアを握っていたメーカーも類似品を投入します。

逆に、売場シェアを握っているメーカーなら、新商品を企画する段階で並べることができる売場の目処がつきますから、初期ロットをいくつ組めるか、またそれを生産するための設備についても早い段階で把握することができ、効率良く新商品を市場に送り込むことができます。

今回、キングジムが新しく発売する「マグトレー」もまさにそのような市場原理に適ったものと言えるでしょう。

 

キングジム・マグトレーTN230

キングジムが12月15日に発売予定の「マグトレーTN230」は、スチール面に強力マグネットで貼り付けることができるチョイ置き棚です。スチールデスクの引出しの前板やホワイトボードなどに取り付けることができます。

驚くべきはそのサイズ感です。通常、このようなチョイ置き棚の奥行は10~15cm程度で、小物をいくつか並べる程度ということが多いです。しかし、キングジムのマグトレーはトレー部分が約230×320㎜とかなり大きく、A4用紙よりも一回り大きなサイズ。書類やファイルを積み重ねることだってできるでしょう。

気になるのは耐荷重ですが、約3kgとのこと。A4コピー用紙500枚の束が2kgちょっとですので、それくらいはまったく問題ないと言えるでしょう。

また、マグネットがかなり強力なため、マグネット部分にクリップをくっつけてクリップホルダーにしてしまうこともできます。



239mmの出っ張りはさすがに邪魔!

キングジムの発表によると、マグトレーの初年度の販売目標は1万台とのこと。売場を押さえていればこそ出せる数字ですが、「こんなの本当に売れるのかなー?」というのも正直なところです。

まず、A4サイズを平積みできる大きさというのは確かに便利ですけど、これをスチールデスクの引出し前板に貼り付けるとかなり邪魔になります。椅子から立つたびにぶつけそうになると思いますし、いくら強力に貼り付いていても引出しの開け閉めの度に振動で上に乗せたモノが落ちてしまいそうです。

また、壁やデスク側面に取り付けるなら場所によっては出っ張りが気にならないことは想定されるものの、価格がネックです。税別定価4,980円というのは決して安くはなく、それだけのコストを掛けるのであればカラーボックスやワゴンを置いたほうが良い場合も多いように思います。

果たして、価格面がネックとならずに、最適な使い方が見出されるのでしょうか。

 

デスク周りの収納に困っている人にとっては、少しでもモノを置く場所を増やせることは朗報だと思います。しかしながら、すぐに目に付くところに置き場所を求める人は、どうしても収納方法が焼き畑農業的になりがちです。

実際、オフィスのデスク周りを片づけてみると、机の上や足元はモノでいっぱいなのに、引出しの中や机の上に並べられたファイル類はほとんど使っていないことが多いです。それらを見直せば、新たに収納グッズを使って片づける必要はありません。

そういう私の経験と照らし合わせると、マグトレーの使い道がどうもイマイチよく分からないです。

 

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