忘れないように目のつくところにプリントを掲示したい場合、どうしますか?おそらく、一般家庭では、冷蔵庫やホワイトボードにマグネットで貼りつけるか、コルクボードに画鋲で留めるかの2通りがほとんどを占めると思います。壁に直接、画鋲やテープで留めるという方法もありますけど、壁を傷めるので何度も貼ったり剥がすのには適しません。
個人的にはホワイトボードにマグネットというのがもっとも合理的だと思います。マグネットなら画鋲と違って落としても安心ですし、ホワイトボードなら直接マーカーで書き込むこともできます。
一方で、マグネットだとどうしてもプリントの一部が隠れてしまうんですよね。そうならないように小さいマグネットを使うと、紛失したり、マグネット同士がくっつきやすかったりします。
でも、これならそんな問題も解消しますね!
キングジム・ラッケージRK6040FL
2018年12月14日発売予定のキングジムの電子吸着ボード「ラッケージRK6040FL」は、静電気でプリントを吸着することができる壁掛けボードです。マグネットも画鋲も使う必要がないので、プリントを貼りつけたり取り外すのが簡単で、見た目もスッキリします。
どうやって静電気を発生させているのかというと、単3電池を4本使っています。それで約9ヶ月使用可能。ちょっと微妙な感じもしますが、負担に感じるというほどのことでもありません。
B4用紙を縦向きに2枚貼れる大きさということでしょうか。RK6040FLは意外と大きくて、600×400mmもあります(吸着面は600×375mm)。なお、価格は税別定価5,500円です。
キングジム・ラッケージRK30
キッチンとダイニングの間のカウンターに置くのに便利なパーティションタイプの「ラッケージRK30」も同時に発売されます。
こちらは壁掛けタイプより一回り小さい550×350mm(吸着面は550×325mm)。にもかかわらず価格は高価で税別定価9,000円となっています。両面に貼り付け可能というところがコスト要因なんでしょうか。
ラッケージシリーズは以前からあり
私は全然知らなかったんですけど、ラッケージシリーズ自体は2014年頃から既にあったようです。上写真の卓上タイプ(RK10)から大判壁掛けタイプのRK12090まで、サイズバリエーションもいくつかあります。
アマゾンでのレビューを見ると、やはり乾電池を使って静電気を利用する電子機器という特性上、すぐに壊れてしまう、ホコリを吸い寄せてしまうなど、「やっぱりそうなるのね」という感じの感想が述べられています。
一方で、意外と吸着力が強く、便利に使えるという意見が圧倒的に多いという現実もあります。個人的には是非一度、使ってみたいと思いますね。
クリアホルダーをこすって静電気を発生させても、プリントは割りとシッカリ挟めるんですけどね。電池を使わなくても静電気でプリントを貼り付けることはできそうな感じもしますが、やっぱり難しいんでしょうか。
あと、結構大きいものなので、シルバーという色はちょっと家の中では圧迫感を感じそうです。ホワイトとか、アートポスターみたいな感じだと自然かなと思います。今後の展開に期待したいところです。
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