一般家庭の片づけでもっとも困るのが書類です。忘れないようにと思って冷蔵庫に貼り付けておくと見た目が悪い。かと言って積み重ねておくと忘れてしまったり、埋もれてしまって探すのが大変です。
状差しやウォールポケットに入れるとプリントがお辞儀をしてしまいます。ホワイトボードやコルクボードを壁に貼り付けて、そこにプリントを貼るようにするのが一番良いのですけれど、最近の家のリビングダイニングは開放感を重視するあまり壁面が少なくて、ピンナップスペースを確保することも容易ではありません。
そんな悩ましい問題を解決できるかもしれない商品が発売されます。キングジムのデスクトップパネル「タテテ」です。
キングジム・デスクトップパネル「タテテ」
出典:キングジム
キングジムのデスクトップパネル「タテテ」は上写真のような姿をしています。基本的には、会社のデスク周りや窓口の記入台での使用を想定しているようです。でもこれは、家庭での使用にも適していると私は思います。
たとえば、タテテをキッチンとダイニングの間のカウンターの上に置いてみるというのはどうでしょうか?キッチン、ダイニングそれぞれから、必要なプリントなどを忘れることなくチェックすることができます。しかも、キッチン側のゴチャゴチャをダイニング側から見えにくくすることができます。素材は主にポリプロピレンとアルミですので、耐水性の問題もありません。
しかも、カウンターの上にタテテが立ててあると、ついつい書類や小物などをカウンターの上に積み重ねてしまうのを防ぐことができます。駐車禁止のためにカラーコーンを置くようなものです。書類を収めるとあまり見た目が良いものではありませんが、これだけメリットがあれば非常に合理的と言えると思います。
幅2サイズ、A4プリント収納可能、高さ2段階調節
出典:キングジム
タテテは幅435mm(品番:8045)と幅685mm(品番:8070)の2サイズが用意されています。幅435mmなら3段カラーボックスの上にギリギリ乗るかどうかというサイズ、幅685mmならキッチンのシンクの前に置くのにちょうど良いサイズです。
また、タテテはA4版のプリントを縦にして収まる高さになっています。ほとんどのプリントはA4サイズ以下ですし、あまり大きすぎても圧迫感が強いので、ちょうど良い高さと言えるでしょう。
タテテは全高を320mmから350mmに30mm高くすることも可能です。タテテに挟めない厚みの冊子や書類袋を一時的にタテテの下に置いておくというのも良いですね。
個人的には、上辺の斜めカットが余計だなと感じます。また、片面がマグネットボードのものがあっても良いなと思いました。ともあれ、キングジムのタテテはオフィスだけでなく家庭でも十分使えると思います。
キングジムのタテテの発売は2月24日の予定で、まだアマゾンなどでも取り扱われていません。「まだ1ヶ月も先?そんなに待てない!」などと目に角をタテることなく、身をヨコにして気長にお待ちください。
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