【こんなモノ要らない!】お金の無駄だと思うキッチンの収納設備3つ

キッチンは家の中のすべての収納の基本となる大切な場所です。でもとにかく収納量さえ増やせば良いわけではありませんし、イメージだけに振り回されてもいけません。

今回は多くのお宅のキッチンを見てきた収納マンが、「こんなモノ要らない!」と思った収納設備を3つピックアップしたいと思います。



どんでん収納(ソフトダウン収納)

キッチンの吊り戸棚は手が届きにくい高さで、必ずしも使い勝手は良いとは言えません。そこでどんでん収納(ソフトダウン収納)を付ければモノに手が届きやすくなって良いかもしれないという気持ちは分からなくもないのですが、これはデメリットが非常に多いキッチン収納設備と言えます。

  • 吊り戸棚そのモノに対してゴンドラが小さいため収納量が著しく減る
  • 扉を開けて、ゴンドラを下し、モノを手に取るという手間が生じる
  • 昇降時にモノが落下しやすい
  • それなりのコストが掛かる

特に厄介なのが収納量が減ることです。量が減るだけなら良いですが、縦横高さ全てが短くなるため、水筒や弁当箱でさえも入らなくなってしまう場合があります。また、モノを取り出す際に手間が掛かります。どんでん収納がなければ扉1枚を開けてパッとモノに手を伸ばせば良いところが、2枚の扉を開けて、ヨイショとゴンドラを下し…という面倒な作業をこなさなければなりません。

ちなみに最近は吊り戸棚を付けないキッチンが増えていますが、私はあったほうがベターだと考えています。吊り戸棚に収めるのはどうせほとんど使わないモノばかりとは言っても、所詮よく使うものなんてキッチン全体のモノの1~2割です。ほとんど使わないからと言って要らないわけではないのです。

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ビルトイン食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機は現代生活の必需品であると思います。しかし私はシステムキッチンにビルトインするタイプよりも据え置き型のほうが良いと考えています。ビルトイン食器洗い乾燥機に対してネガティブな理由は下記の通りです。

  • 洗い置きが別に必要になる
  • システムキッチンの収納スペースが減る
  • 据え置き型に比べて洗い物の食器を収めにくい
  • 調理時に使用すると蒸気や電磁波が気になる
  • 素人では交換することが難しい(コストが掛かる)

据え置き型の食器洗い乾燥機はビルトインに比べて見た目の面では不利ですが、洗い置きとして使うことができます。ビルトインの場合は別に洗い置きを用意するか、鍋などは洗ったらすぐに拭いて片づけるしかありません。ビルトインにすれば食器洗い乾燥機自体の見た目が良いですが、別に洗い置きを用意したり、濡れた鍋を放置してしまうと、キッチン全体としては見た目を損なう可能性があるのです。

また、システムキッチンの下側は一般的に使いやすく、収納スペースが余ることはまずありません。しかしビルトインの食器洗い乾燥機があるとその分だけ収納スペースが少なくなってしまいます。収納スペースが足りなく感じるくらいなら、食器洗い乾燥機はビルトインせずに据え置き型を選んだほうが良いと思うのです。

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床下収納

梅干しや漬物、梅酒などを漬ける人にとっては床下収納は必須かもしれません。ですがそれ以外の人にとってはむしろデメリットのほうが多いように思います。

  • 掃除がしにくい
  • 上に家具を置くことができない
  • モノが取り出しにくく、忘れやすい
  • それなりのコストが掛かる

床下収納を設けると、何もない床に比べて掃除がしにくくなります。また、上に家具を置くことができないため、キッチンのレイアウトによっては床下収納があるがために奥行の浅い収納家具を置かざるを得ない場合もあります。逆に、床下収納を設けるがためにゆったりとしたスペースにしてしまったせいで、キッチンから食器棚までの距離が微妙に遠くなってしまっているケースも見受けられます。

キッチンに床下収納を設けるよりも、パントリー(食品庫)を設けるほうが使いやすいと思います。もっとも、その場合はそれなりのスペースとコストは必要になりますが。

システムキッチンは近年、使い勝手よりも見た目が重視される傾向にあります。そのため、吊り戸棚がないタイプが増えましたし、食器洗い乾燥機はビルトインが当たり前になってきました。また、引出しのラインを揃えるために、同じ深さの引出しばかりになることが増えました。

でも見た目を追い求めるとどうしても使い勝手は悪くなります。システムキッチンそのものはオシャレでも、使い勝手が悪いと片づけにくくなって散らかりがちです。

床下収納のようにデッドスペースを活かすというのもどうかと思います。デッドスペースはそもそも普通に考えて使いにくいスペースだからこそデッドスペースなのです。その点で言えば吊り戸棚も微妙ではありますが、床下収納に比べればまだ使いやすいほうであると言えます。

キッチンはやっぱり毎日使う場所だからこそ、使い勝手にこだわりたいですね。

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