先週のこと。いつものように私は週末に家の掃除をしていました。ただ、いつもとちょっと違っていたのは、ひどい腰痛で、フーフー言いながらやっていたことです。
そんな私を見兼ねたのか、妻が子供たちに声を掛けてくれて、私が掃除機をかけたあとを子供たちが床の水拭きをやってくれました。
たかが掃除を手伝ってくれただけなんですけど私にはすごく嬉しくて・・・。掃除を続けながら思ったことを、書いてみたいと思います。
頑張っても無駄だと思ってました
この何年間か、私は「頑張っても無駄」と思わされることが多かったように思います。それは私自身のこともそうなのですが、お客様のところでお話をうかがっても、お客様が孤軍奮闘する様子を目の当たりにすることが多かったからだと思います。
「自分が頑張るしかない」、「自分さえ我慢すれば良い」。家庭でも会社でも、そう思っている人は多いのだろうと思います。確かにまず自分が頑張らなければならないのは確かですが、その様子を見てくれている誰かがいて、でも助けるきっかけがなかっただけなのかもしれません。何かきっかけさえあれば、誰かが応援してくれたり、努力はいつか認められるものなのかもしれません。
子育ては大変!でもそれは一瞬の出来事なのかもしれない
子育ては大変だと思ってたのですが、知らない間に子供は成長していました。気がつけば娘は小学校4年生、息子は1年生です。今までは何をするにしても手間が掛かることばかりでしたが、今はもうほとんど手が掛からなくなりました。また、今までだったら「手伝って」と言ったとしても真似事くらいしかできなかったと思いますが、今は十分に戦力になってくれます。
たぶんこれからは、親の務めはもっと見守るだけになり、一方で子供たちはもっと戦力になってくれることでしょう。そしてあっという間に子供たちは社会に出て、そのうちに逆に親が見守られる立場になるんでしょうね。そう言えば、そういう嬉しいような寂しいような話は、諸先輩方から今までもよく聞かされていたように思います。
辛い時は同じくらい楽しいことがあるのかもしれません。でもそういうときって、どうしても大変な思いだけが心の中を巡って、楽しいことに気付かないだけなのかもしれません。家庭も仕事も。
そんなわけで、もっと子育てを楽しむようにしなくちゃいけないな、と思ったのでした(笑)
コメント
耳が痛いです…
私は車社会の地方に住んでいますが、子どもとの移動は自転車が基本の都会はもっと大変だろうなと思います。
体力が無い私は都会に住んでいたら子どもを産んでいなかっただろうなと思ったりもします。
保活を乗り越え、上の子下の子を別々の保育所(幼稚園)を自転車で送り迎えしつつ雨の日もエンヤコラと乗り越える…
子どもが小さいのは一瞬と言いますが、昨今の共働き夫婦の報道を見るにつけそれを乗り切るだけでヘトヘトという家庭も多いのだろうなと思います。
芝谷様もお苦しい時期があったのでしょう、お疲れさまです。
akさま
はじめまして^^
私も田舎に住んでいるので、都会での保活や子育ては大変だろうと思います。
子供を乗せた自転車で交通事故に遭って…という事故の話など聞くと、本当にいたたまれない気持ちになります。
この記事を書いてから3年、娘は中2に、息子は小5になりました。
以前よりもさらに手間が掛からなくなり、「あと10年もすれば大人だなー」と思うことが増えました^^;
こうして私は妻の助けもあって子育てからイチヌケしたわけですが、子育ての真っ最中の方は、どんな環境であっても大変なことに変わらないだろうと思います。
最近は「名もなき家事」なんてフレーズが出てくるようになったのも、家事や子育てにストレスを感じることが増えているからだろうと思います。
子育ては長い人生の中で見れば一瞬の出来事。
けれども子育てをしている間は一瞬たりとも目が離せないというストレスの時期でもあります。
なかなかうまく伝えるのが難しいところですが、いま子育てで大変な思いをしている人たちが、思い詰めることなく、家族や周りの人のサポートを受けながら、大変な時期を乗り越えられれば良いなと願うばかりです^^