近年、リビング学習が普及するなど、幼児期に限らず小中学生になっても子供がリビングダイニングで過ごすことが増えています。そうすると、リビングダイニングに子供のモノが集まるのは必至で、ただでさえ片づけるのが難しいリビングダイニングの収納がさらに悩ましくなります。
そんな難題を逆転の発想で解決するのが、先日も紹介したキッズスペースインテリアです。普通ならできるだけ見えないように配置する子供用品を、逆にメインに据えてしまうというインテリアの手法ですね。
しかしながら、ただ子供のモノをメインに据えただけではインテリアとは言えません。インテリアというのは一種の芸術ですから、やはりテーマが必要です。
LEGO・BRICK DRAWER
それなら、大人も子供も大好きなレゴブロックをメインに据えてみるのはどうでしょうか。
このたび発売された「LEGO BRICK DRAWER(レゴ・ブリック・ドロワー)」はレゴブロックそのものの形をしていてカワイイだけでなく、ポップなカラーリングで楽しい雰囲気にしてくれます。収納というとどうしても無機質になりがちですが、これ自体がインテリアになるのです。
引出式なら雑然としがちな小物を出し入れするにも便利です。もちろん、レゴブロックを収納するにも便利でしょう。
上写真は引出し2杯タイプですが、1杯のみのタイプもあります。カラーは10色です。
LEGO・STORAGE BRICK
引出しタイプが登場したのは最近のことですが、フタ式のものは以前からありました(STORAGE BRICK=上写真)。引出式もフタ式も本来のレゴブロックのように積み重ねて使うことができます。
ポリプロピレン製なのでいずれも軽くて持ち運びしやすく、日頃から使うなら引出式のほうが便利だと個人的には思います。しかし、逆に普段あまり使わないモノを収納するならフタ式でも良いかもしれません。
見た目はカワイイが使い勝手はイマイチ
とってもかわいいレゴの収納グッズですが、残念ながら良いことばかりでもありません。たとえばフタ式は底に円形の溝があるため、レゴブロックの小さな部品がハマってしまうことがあります。
なんでこんな溝があるかというと、ブロックを積み重ねられるようにするために、下側が凹んだ形状になっているからです。引出式に関しては底面内側はフラットであるものの、やはり凹みを確保するために引出しは浅くなっています。
これらのシリーズは大きさの割りに価格も決して安くはなく、コスパや機能性で選ぶようなものではありません。ですが、思わず衝動買いしてしまいそうになるかわいらしさがあるというのもまた事実です。
自宅で使うのはもちろん、レゴ好きなお子さんがいるお宅へのプレゼントにするのも良いかもしれないですね。
【関連記事】
コメント