【収納間取り診断】平屋なら宮崎県も負けていない!宮崎市の賃貸平屋一戸建て

久しぶりに「収納間取り診断」のコーナーがやってまいりましたー。隠れファンの方にはお待たせしましたね。このコーナーは間取り図の作成に時間が掛かるのですが、良い意味でルーティン化しつつあるこのコーナーを手掛けるのは、私にとっても楽しみになりつつあります。

さて、前回は平屋率全国No.1(沖縄県を除く)の鹿児島県の賃貸平屋一戸建てを紹介しました。今回は同じくNo.2の宮崎県は宮崎市の賃貸平屋一戸建てを見ていきたいと思います。

平屋一戸建て賃貸(3LDK/宮崎県宮崎市)

madori_residential_miyazaki

  • 家賃=9万円、管理費・共益費=無料
  • 敷金=2ヶ月、礼金=1ヶ月
  • 間取り=3LDK、専有面積=72.14平米
  • 築年月日=2016年05月、建物構造=木造
  • 物件詳細はコチラ(画像あり)

前回紹介した鹿児島県霧島市の物件に比べると多くの点で見劣りしますが、こちらの物件もなかなか良いです。「ビバ!平屋!」という感じですね(笑)

こちらの間取りを設計された方もなかなかの収納の匠と見受けました。たとえば玄関ホールとLDKの間の物入。普通なら、どちらかから出し入れするだけの押入れのような奥行の物入にしてしまうところです。でもこの間取りではこのように、真ん中で仕切って奥行40cm程度にしているのですね。これなら、玄関側からは靴や工具、LDK側からは食品のストックやお薬などを収納するのに便利です。



掃出し窓が壁の端に寄っている理由

さらにこの間取りで特徴的なのは窓の位置です。すべての部屋の掃出し窓が壁の真ん中ではなく端に寄せられているのがお分かりでしょうか。普通、掃出し窓は壁の真ん中に設けたくなるものなのです。そのほうが何となく広く見えるからです。しかしこの間取りの設計者は、意図的に掃出し窓を壁の端に寄せています。なぜでしょうか?

たとえば洋室①をご覧ください。普通なら、掃出し窓は壁の真ん中にあるはずなのに、この間取りでは押入れ側にピッタリと寄せられています。そうするとどうなるかと言うと、LDK側の壁面に家具が置きやすくなるわけです。デスクでも置きやすいと思います。

LDKや洋室③も然りですね。引き戸側に壁を残しても、そこには家具は置けません。ですから引き戸とは反対の壁面に家具を置きやすいスペースを確保しているのです。

ただ、こういった窓の配置もメリットばかりではありません。前述の通り、部屋が少し狭く見えます。窓面積そのものは同じでも、影になる部分が多くなるからです。また、片側にタッセル(カーテンを括る紐)をぶら下げるフックを取り付けできません。些細なことですが、気になる人には気になるでしょう。

廊下がなくスペースに無駄がない

そんなことよりもこの間取りが素晴らしいのは、平屋なのに実質的に廊下がなく、移動にしか使えない無駄な通路が少ないことです。

前回、平屋の欠点は廊下が長くなりがちだということを指摘しました。この問題を避けようとすると、昔ながらの田の字型の間取りになってしまったりしがちなんですね。でもこの間取りは田の字型ではありません。田の字型ではないのに無駄な廊下がないのです。

結論から言って、無駄な廊下を極力なくし、田の字型の間取りを避けようとすると、こちらの間取りのようにLDKから各部屋にアプローチする方法しかありません。この間取りは言わば、平屋の間取りのお手本のような間取りなのです。

ただし、LDKから各部屋にアプローチするようにすると、間取り図では見えない通路が張り巡らされることになります。見えない通路を確保するために、家具が置けない場所が生じるということです。

そう考えると、洋室①のドアはLDK側に配置するより、玄関ホール側に設けたほうがベターと言えるでしょう。そうすることでLDKと洋室①の間の壁にテレビボードなどがレイアウトしやすくなります。洋室①もそのほうが家具をレイアウトしやすいと思います。

この間取りはドアなどのチョイスもなかなか良くて素晴らしいです。ただ、LDKの物入は折れ戸よりも引き違い戸のほうが良かったと思うのですが。キッチンから食品を出し入れするときに畳んだ折れ戸が邪魔になるからです。

あとは全体的にインテリアおよびエクステリアのセンスが悪いですよね(苦笑)住みやすさとセンスを両立して欲しいというのは欲でしょうか。でも実際のところ、すべてを満たしてくれるような工務店というのは存在しないですよね。

ともあれこちらの間取りは本当に住みやすく細部まで考えられた間取りだと思います。平屋の家を建てる際には是非参考にしていただければ良いのではないでしょうか。

【関連記事】

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
スポンサーリンク