【収納間取り診断】田舎の工務店のオッサン設計!?大分市の3LDK戸建て賃貸

今回の「収納間取り診断」は「おんせん県・大分」からお送りします。

大分県には個人的に楽しい思い出や苦い思い出があり、忘れられない場所のひとつです。ヒッチハイクの途中で訪れた、別府の竹瓦温泉は情緒があってとても印象に残っています。

今回の物件は別府市ではなく大分市なのですが、いかにも田舎の工務店のオッサンが設計したような間取りと仕様で、なかなかトホホな感じです。それでは早速、見ていきましょう。

一戸建て賃貸(3LDK/大分県大分市)

一戸建て賃貸(3LDK/大分県大分市)

  • 家賃=7.9万円、管理費・共益費=無料
  • 敷金=3ヶ月、礼金=無料
  • 間取り=3LDK、専有面積=69.8平米
  • 築年月日=2014年02月、建物構造=木造
  • 物件詳細はコチラ(画像あり)

パッと見た感じ、どこが「いかにも田舎の工務店のオッサンが設計したような間取りと仕様」なのかは分かりにくいと思います。どこにでもありそうな一戸建ての間取りで、極端なところはないからです。

大きな問題は2つあります。まずは洗面脱衣所。なんだか変に広いんですけど、階段下であるため洗濯機のところがかなり窮屈なことになっています。間取り図では分かりにくいものの、写真を見ると「えっ?」という感じです。

もうひとつはトイレ。2階で催して1階のトイレを目指すと、かなり遠回りさせられることが分かります。おまけに、いったん洗面脱衣所の前に回り込まなければトイレに入れないドアの向きです。

もっとやりようがあるだろうということで、今回も収納マンが妄想リフォームをしてみました(笑)



階段下にトイレを第一に考えてリフォーム

階段下にトイレを第一に考えてリフォーム

まずは1階からです。階段下に持ってくるならトイレか階段下収納だろうという前提で設計しました。さすがに洗面脱衣所を持ってくるのは無理があるからです。

最終的に階段下にはトイレを設け、その北側に洗面脱衣所と浴室を設けました。浴室は1818のままでも大丈夫そうですが、洗面脱衣所の広さを優先して1618に縮小。もとの間取りのように無意味に洗面脱衣所が広いのもどうかと思いますけど、洗面脱衣所を犠牲にして浴室を広くするというのはどうかと思います。

トイレが階段下に移動したことで、2階からトイレに行くのも近くなりました。洗濯物を抱えて2階に上がったり、トイレから洗面所に行くのが近くなるように、LDKにもうひとつドアを追加しております。

それと元々の間取りではキッチンが狭すぎ。システムキッチンと冷蔵庫の間を適切な距離にして、食器棚を置けるスペースも増やしました。LDKの押入れ同様の物入もパントリーに適した奥行40cm程度の収納に変更しました。

バルコニーに最短距離で行けるようにリフォーム

バルコニーに最短距離で行けるようにリフォーム

2階もいろいろと問題があります。洗濯物を抱えて1階からバルコニーに出ようとすると、洋室③の物入を回り込んで行く必要があります。なんでこんなところに物入を作っちゃうのか、意味が分かりません。

物入を撤去して最短距離でバルコニーに出られるようにドアの位置を変更。そうすることで家具も置きやすくなります。また、洋室③はバルコニーへの出入りの必要があるため子供部屋として適さず、夫婦の寝室となる可能性が高いです。クローゼットを拡張し、ダブルベッドが置きやすい広さを確保しました。

洋室②には意味不明な場所に意味不明な物入があったのを、邪魔にならない場所に適切な大きさのクローゼットを設けました。こんな意味不明な物入ならないほうがマシですよね。

以上見てきたように、こちらの物件は家事動線というものをまったく意識していません。いくら賃貸とは言え、システムキッチンもグレードが低く、その割りに広い浴室を備えているなど、ひどく男尊女卑な設計となっているように思います。まさしく、「いかにも田舎の工務店のオッサンが設計したような間取りと仕様」なのです。

どうせ作るなら、もうちょっと家事動線を考えて欲しいものですね。

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