目下、わたくし収納マンはマイホームの購入を非常に前向きに考えています。しかし、インテリアのことは分かっていても不動産のことはズブの素人で、自分の不勉強さを日々痛感している次第です。特に、お金のことは本当に難しいですね。
とは言え、マイホームでもっとも重要なのはお金のことではないと私は思っています。マイホームは生活の場であり、それ以上に親戚や友人や勤め先や地域と適切な距離を保てることが大事だと思います。いったん家を買ったら、何度も引越しをするというのは難しいですからね。
そのように私の考えを述べるまでもなく、今どきのママ達も同様に考える方が多いようです。ママリサ 第28回「マイホームに対する意識」の調査結果でもそれが明らかになっています。
4人に1人が両親との同居などを検討

出典:ママスタジアム(以下同)
調査対象者のうち8割弱が単世帯という状況の中、4人に1人が将来的に親と同居、もしくは二世帯住宅や近居の可能性を検討しているということです。
ただ、この傾向は年齢が上がるとともに少なくなっています。この結果について、ママスタジアムでは”共働きが増えていることもあり、子どもが小さく手がかかる世代ほど、親世帯の近くに住みたいと考えているのかもしれません。”と分析していますが、年齢が上がると既に自身の生活基盤が固まってしまって、今さら両親と同居などを検討する余地がないということもあるのではないかとも考えられます。
マイホーム購入にあたり4割強が両親からの援助
一方、既にマイホームを購入した人のうち4割強が、夫婦いずれかもしくは両方の両親からマイホームの購入に際して援助を受けたということです。
確かに、私の身の回りでも、資金を出してもらって近所または二世帯で家を建てたという話は多いです。お互いにメリットのある話なので、結構なことだと思います。
理想は新築注文住宅だが現実は厳しく
理想のマイホームについては、「一戸建ての持ち家(新築注文)」が7割弱と圧倒的多数を占めました。そして実際にそれを実現している人も2割強で最多数。しかしながら、その差はかなり大きいというのもまた現実です。
私の場合は二世帯住宅を希望しているので必然的に注文住宅となってしまうのですが、そうでなければこのまま賃貸か、建売や中古で探していたと思うので、なんとなく納得してしまいます。
マイホームは立地が最重要
理想のマイホームの条件として多くの人が挙げたのは「立地」。それ以下の「買物環境」、「日当たりや眺望」、「学区」、「治安」、「職場との距離」、「親やきょうだいとの距離」、「駅近」などもすべて広い意味での立地だと思うのですが、おそらくこれは具体的に「○○町」などと条件が決まっているということだと思います。何の縁も所縁もないところにポンとマイホームを買うのはリスクを感じますからね。
マイホームは価格・収納・耐震性重視
一方、家そのものや住宅設備などに目を向けてみると、マイホーム購入にあたっては「価格」、「収納」、「耐震性」がベスト3となりました。「間取りや広さ」、「駐車場」がそれらに続きます。
いずれも買ってからではどうにもならない項目です。皆さん、さすがによくご覧になっているなーと感心しますね。
以前はマイホームの購入に際して、資産価値を重視する人が多かったように思います。しかし、今回の調査結果を見る限り、それよりもコミュニティとの繋がりや生活の場として安心できることを重視する人が増えているようです。
それはひょっとすると、これまで男性主導だったマイホーム購入が女性主導に変わってきたからかもしれません。昔は夫の両親と同居というのが当たり前だったのが、逆に妻の両親と同居や近居のほうがストレスなく暮らせるという考え方が一般化しているようにも思います。
個人的には良い傾向だと思いますねー。
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