最近、ふと思うことがあるんです。もし引越しをするとしたら、我が家にある二段ベッドはどうしようかなーと。
マットレスは消耗品としても、二段ベッドのフレームはキレイなもので、まだまだ使えます。でも身近でもらってくれる人がいるかというと、そんな人は思い当たりません。
じゃあリサイクルショップに持って行けば良いかというと、運び賃にもならないほどに安く買い叩かれるのは目に見えています。そんなことになるくらいだったら捨ててしまったほうが潔くて良いです。
でも需要は絶対にあるんです。どうせ子供が使うものだから、あんまりお金はかけたくないという人はいるはずですし、使う期間もある程度限られていますからね。
そんな私に、ひとつの選択肢が与えられました。フリマアプリのメルカリが「大型らくらくメルカリ便」の提供を開始したのです。
大型らくらくメルカリ便
※メルカリ・スクリーンショット
フリマアプリのメルカリはご存知の方が多いと思います。一時は群雄割拠していたフリマアプリ業界も、今やメルカリが圧倒的支持を集めているそうです。
メルカリが人気の理由はいろいろあると思いますが、そのひとつに「らくらくメルカリ便」というサービスがあります。メルカリ専用のクロネコヤマトの特別なサービスで、宛名書き不要、全国一律で最大69%オフという配送料金、匿名での配送も可能などのメリットがあるので、商品の発送の手間が助かるというわけですね。
ただ、らくらくメルカリ便は最大160サイズまでという、一般的な宅急便のサイズが限界でした。そうすると家具などの大型商品はヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」などを利用する必要があり、らくらくメルカリ便のようなメリットは得られなかったわけです。
しかしながら目下、大型商品の取引も増えてきたということから、大型商品向けの「大型らくらくメルカリ便」の提供を始めたということなんですね。
シングルベッドを大阪→東京に送る場合の料金は?
大型らくらくメルカリ便 | らくらく家財宅急便 | |
料金 | 16,254円 | 17,750円 |
大型らくらくメルカリ便なら全国一律料金で商品を送ることができます。我が家の二段ベッドの場合はどれくらいの大きさになるか分かりませんが、大型らくらくメルカリ便の料金表では「シングルベッド(簡易型)」が350サイズで16,254円となていますから、だいたいそれくらいのサイズかと思います。
それを大阪から東京まで送った場合にいくらになるかと思って比較してみたのが上表です。約8%引き。そんなに安くはならないんですねー。では、道東(北海道)や沖縄に送った場合はどうなるかも調べてみました。
大型らくらくメルカリ便 | らくらく家財宅急便 | |
道東 | 16,254円 | 32,750円 |
沖縄 | 16,254円 | 34,750円 |
大阪→道東(北海道)の場合、約50%引き。大阪→沖縄の場合は、約53%引きとなりました。これは安いですね!これなら相手がどこに住んでいようと、送料を気にすることなく送料込みの料金を設定することができると思いました。
でも、大阪から大阪に送った場合にはどうなるんでしょうか?
大型らくらくメルカリ便 | らくらく家財宅急便 | |
大阪 | 16,254円 | 15,050円 |
なんということでしょう!大阪から大阪に送る場合は、大型らくらくメルカリ便を使ったほうが約7%も高くなってしまいました。他にも調べてみると、大阪からの発送の場合は、東は静岡、西は山口まで、大型らくらくメルカリ便を使ったほうが高くなるという結果となりました。
結論としては、大型らくらくメルカリ便は期待したほどのものではなかったようです。一律に料金が安くなるというわけではなく、料金に天井が設けられたという程度に考えたほうが良いかもしれません。
でも今回、改めてメルカリのアプリで二段ベッドの取引状況などを見てみましたら、なかなか好印象を受けました。ヤフオクと比べても取引は活発であるように感じましたし、何よりも「ゆるーい感じ」が個人的には素敵だと思いました。
ヤフオクもメルカリもいわゆる業者が多いんですが、ヤフオクの場合は自分の評価を上げないといけないとか、写真撮りや説明をしっかり書かないといけないとか、プレッシャーが結構キツイじゃないですか。その点、メルカリの場合は、写真も説明テキトーで、かなり「のほほん」としています。足りない点は出品者と購入希望者のやり取りで補っている感じです。
我が家はまだ当面は二段ベッドを手放す予定がないですけど、それまでにメルカリで不要品を処分するテクニックを少しでも磨いておこうかなーと思いました。でも中古の自転車を見ていたら、売るよりも先に買いたくなってしまったというのが困ったことです(苦笑)
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