まさに空へ舞う心地の芸術的シェルフ!メーベルトーコー「SORAHE(ソラヘ)」タワー

前回は松井木工の「salvia(サルビア)リビングボード」を紹介しましたが、実は大丸インテリア館ミュゼエールで見た家具でもうひとつ、私を魅了したものがあります。それはメーベルトーコーの「SORAHE(ソラヘ)タワー」です。

メーベルトーコー・SORAHE(ソラヘ)タワー

この商品画像だけ見るとまったくパッとしませんが、詳しくは上写真をクリックして、商品詳細ページの上のほうからディテールをご覧ください。”ソラへと届くかのよう タワーと呼ばれるにふさわしい逸品”と書いてある通り、たいへん芸術的なシェルフです。

まるでプラスチックか鉄でできたようなエッジの効いたデザイン。よく見ると、支柱の上のほうは細く、下のほうは太くなっており、力強く天空に向かって伸びているように見えます。

私が特に注目したのは、支柱と棚板の継ぎ目です。本当にこれは木製家具なのかと疑ってしまうほど、まるで樹脂で成型したようなシームレスデザインとなっています。さらに、棚板の底面も上面と同じように仕上げられており、どこから見ても隙がありません。まさに完璧な芸術作品です。

これだけの芸術品を見ながら俗っぽいことを言いますが、これでたったの10万円ほどというのは安すぎると言えるでしょう。



数々の賞を獲得した定番家具

ソラヘは2005年に発表されており、決して新しくない商品です。2007年にはニュークラシックアワード歴代優秀作品デザイン群に名を連ねるなど、数々の賞を獲得した定番と言っても良い歴史的名作です。私もあちこちのショールームで見たことがあります。

ただ、照明器具のショールームやマンションギャラリーなどでは、どうしてもこういう家具は脇役になってしまいます。いわゆるジェネリック家具も紛れ込んでいるため、私は今回ほどじっくりと見たことはありませんでした。

しかし、よく見れば見るほど、シンプルなのに味わい深い家具です。しかも10年以上も前に発表されたとは思えないほど、洗練されたデザインです。これには本当に見とれてしまいます。

旭川家具・メーベルトーコー

このソラヘを作っているのが北海道旭川市に本社を置くメーベルトーコーです。とは言っても、私は名前しか知りませんでした(苦笑)ショールームなどで時々見る「あの家具」を作っているのがメーベルトーコーだったのかと、今更ながら一人で納得しています。

国産洋家具を作っているメーカーの多くが戦後間もなくの創業が多いのに対し、メーベルトーコーは1972年設立と非常に若い会社です。会社沿革を見ると必ずしも順風満帆だったとは言えなさそうですが、これまで発表してきた製品を見れば一つ一つ着実に技術を磨き上げながら成長してきた会社だと思います。

ソラヘは収納するための棚というよりは、見せるための飾り棚だと思います。あまり実用的とは言えませんし、普通に本などをギッシリと詰めれば、その素晴らしさは失われてしまうでしょう。

じゃあ、ソラヘのような飾り棚は無駄なものかというと、私はまったくそんな風には思いません。前回の松井木工のsalviaリビングボードもそうですが、こういう見せ場を作ることは良いインテリアを手に入れるうえでとても大事だと思います。

ソラヘにボール型のフロアライトや小さな鉢植えを置いたら素敵でしょうねー。私にそんな暮らしが手に入れることができるかどうか分かりませんが、そうやって夢見るだけでも幸せな気持ちになれます。

【関連記事】

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク
スポンサーリンク