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EVERNOTEでモノをマネジメントするよりもネットにライフログを残すほうが効果的!

EVERNOTEの使い方と事例に「衣替えといっしょに ー 部屋中の収納を見直し、Evernote に記録する」と題する興味深い記事がありましたので、要点を引用して紹介したいと思います。

  1. まずは、物と「お別れ」する
  2. 収納する場所をテーマごとに決める
  3. Evernote のノートブック記録しながら収納していく
  4. ノートブックを「スタック」でまとめる
  5. 収納ケースにつけるラベルと、Evernote のノートブックの名前を連動させる

引用:EVERNOTE

 

EVERNOTEを収納に活かすやり方を実際にやってみた

見出しだけだと分かりにくいので、EVERNOTE絡みの部分だけもう少し具体的に紹介すると、要はこういうことだと思います。

EVERNOTEを無理矢理、収納に活かしてみた結果

引用元の記事ではスマホの画面が紹介されていましたが、こちらでは分かりやすいようにパソコン版ブラウザで表示してみました。

左から順に見ていきますと、1階キッチン、1階ダイニング、1階リビング…という風に部屋別にノートブックを作成し、それを「1階」にまとめてスタックします。

画面中央には、左のノートブック一覧で選択された1階キッチンのノート一覧が表示されています。

さらに画面右には、1階キッチンのノート一覧で選択したキッチン食器棚右3段目引出しの写真が表示されています。

 

ご覧いただければ分かる通り…まあ実際にやる前から分かっていたことですが…とんでもない作業量です。引用元のEVERNOTEの記事のライターの実例をよく見ると実際にはノートがほとんど作られていないことからも分かるように、これはあくまで理屈の話であって、個人の成功例でもなければ、まったく実践的な話でもありません。まさに絵に描いた餅です。こうすると写真データが膨大になってEVERNOTEの有料会員が増えるのでEVERNOTE的にはオイシイとは思いますが、実際にやってみると恐ろしく大変です。

基本的に片づけに苦手意識のある人は几帳面です。なのでどうしてもこういう几帳面な収納テクニックに飛びつきやすい。書類をファイリングして背表紙にラベリングをして…という収納テクニック同様、いきなりこんなにハードルの高いことをやれば片づけで挫折してしまう可能性が高く、余計に苦手意識が強くなります。

今回のEVERNOTEを使った収納テクニックや几帳面なファイリングは基本的に上級者向けです。決して間違った方法というわけではなく、この方法が向いているという人もいるとは思いますが、むやみに飛びつかないほうが無難です。



膨大な量のモノはマネジメントできない

私は収納の専門家として、日々様々な仮説を立て、検証しています。その中のひとつに「モノをマネジメント(管理)する」ということがあります。「モノをマネジメント」=「モノジメント」なんていう新語まで勝手に作ってそれを実現しようと試みたりしてるんですが、モノをマネジメントしようとすればするほどうまくいかないのです。

どういうことかというと、つまりは前述の通りです。EVERNOTEのような秀逸なデジタルツールを使っても、モノが多ければ多いほど管理に膨大なエネルギーと時間が必要になってしまいます。では逆にモノの量を減らせばどうなるかというと、無理にマネジメントしようとしなくても頭の中でも十分処理し切れるんですね。もちろんEVERNOTEを使うまでもないわけで。結局、モノが少ないほうが収納で難しいことを考えなくても済むわけです。

たった一人の社長が1万人の社員をマネジメントできないように、人間一人が何万アイテムものモノを管理するのはどう考えたって無理があります。管理対象を減らせば減らすほど管理が楽になることは明らかで、それを無理に管理しようとすることは非常に効率が悪いと言えるでしょう。

 

ネット上にライフログを残すことでモノの管理は楽になる

話は少し変わりますが、冒頭のEVERNOTEの記事に、本棚を撮影することで続き物のマンガなどを重複して買ってしまうのを防ぐことができると書いてあります。これは本などの重複購入を防ぐために有効な手立てのひとつだと思いますが、冷静に考えればそんな無駄なことをする必要はありません。本はアマゾンで買うようにするだけで、購入履歴からいつでも確認できるからです。

別にアマゾンじゃなくて楽天市場でもYahoo!ショッピングでも良いのですが、とにかくできるだけモノをネットで購入するようにするのです。そうすれば購入履歴から自分の持ち物についていつでも調べることができます。さらに言うと、あちこちのネットショップで買うよりも特定のショップで買うようにすれば、どこで購入したかを思い出す必要がありません

モノの管理を手助けしてくれるのはネットショップの購入履歴だけではありません。私はブログに記録を残すことで過去の行動や持ち物の状態を確認できるメリットを感じています。ブログを書く習慣がない人は、フェイスブックやLINE、ツイッターを活用するのも、手軽で良いでしょう。

ブログやSNSを使うと、自然に楽しみながらライフログを残すことができ、必要に応じて検索することができます。それは冒頭のEVERNOTEでの事例のように苦痛な「作業」ではないのです。もちろん収納に関することはプライベートで他人に知られたくないことも多いと思いますが、それは非公開設定にしてしまえば良いのです。

あまり肩肘張らず、普段使っているネット上のツールを活用するようにするだけでも、ライフログを収納に活かせるところはあります。その点で言えばEVERNOTEを収納に活かせないわけでもないですが、やはり前述のようなやり方で膨大な量のモノをマネジメントすることは大変な作業となります。無理なく継続してできる方法を模索することが収納では大切です。

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