【ちょっと残念】ニッセンが収納家具を含む大型家具事業から撤退

一昨日の8月17日、カタログ通販のニッセンが収納家具を含む大型家具事業から撤退するなどの改革案を発表しました。

2016年2月をメドに手を引く大型家具事業は、グループ全体の売上高の7.6%を占めていた。だが客のニーズをとらえきれず、売り上げは年々縮小。同時に、人手不足などによる配送コストの増加で赤字に陥っていた(2014年度は12億円の営業赤字)。

引用:東洋経済オンライン”カタログ通販のニッセン、「連続赤字」の泥沼”

【続報】消費者を馬鹿にするな!だから「ニッセン」は大型家具から撤退せざるを得なくなった



ニッセン大型家具事業での敗因は「安かろう悪かろう」

全体に占める大型家具の売上規模から考えると、もっと早くに決断しても良かったんじゃないかと思うくらいではありますが、妥当な決断だと思います。主力のアパレルに関しては私は門外漢なのでサッパリ分からないものの、ニッセンの扱う収納家具などは他のカタログ通販大手と比べると明らかに見劣りしていました。

とにかく品質が悪いのです。安かろう、悪かろうを地で行くような商品が多かったと思います。それはすべての商品の実物を見なくてもスペックを見れば明らかでした。

問題は品質だけではありません。他のカタログ通販大手と比べると魅力的と思える商品が極めて少なかったと言えます。いくら価格が安くても機能的に際立ったものがなく、デザインも良く言えばポップ、悪く言えば田舎のヤンキー趣味でした。安いというよりはただ安っぽさだけが際立っていたのです。

カタログ通販2強は企画力で生き残るはず

現状、収納家具などの大型家具に関しては、カタログ通販業界ではディノスとベルメゾンが2強。あとはスクロールショップ(旧・ムトウ)くらい、より正確に言えばスクロールショップでも危うい感じがします。

また、2強のディノスとベルメゾンですらYahoo!ショッピングに出店するなど、自社以外のチャンネルに頼らざるを得ない状況です。基本的にこの流れはインターネット時代に即したものであると思いますし、カタログ通販会社が持つ強みである企画力はこれからも独自性を保つと思います。逆に言うと、ニッセンが大型家具事業から手を引くことになったのは、商品企画で独自性を打ち出せなかった、もしくは消費者に訴求できなかったことが問題であって、単純にカタログ通販業界の衰退を表すものではないと私は考えています。

とは言え、ディノスもベルメゾンも物流体制を見直さなければ危ういです。現状、家具を注文したもののいつ届くかがほとんど分からないという状況では、せっかくのお客さんも逃げてしまいます。実際、私がお客様から相談を受けて手配した家具の納期があまりにも遅すぎてキャンセルになったことは何度かあります。

ニッセンという選択肢を失ってしまいましたが、カタログ通販各社には物流体制の見直しを図りつつ、これからも消費者が雑誌感覚で楽しくウィンドウショッピングが楽しめるように頑張って欲しいと思います。

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