先日は、片づける時間がない&忘れ物が多い人ためにスマホ用の手帳アプリ「Refills(リフィルズ)」を紹介しました。今回は、スマホなんて持っていない、もしくはスマホでスケジュールなどの管理をするのは苦手だという方のために、時間とタスクを管理するための手帳を紹介したいと思います。
フランクリンプランナー
非常に有名な、時間とタスクを管理するのに最適な「第4世代の手帳」、それがフランクリンプランナーです。フランクリンプランナーは日々の延長にゴールがあるのではなく、人生の目的から年→月→日と行動を落とし込んでいくプロセスを踏みます。そのため使い始めるまでのプロセスに非常に時間が掛かるのが厄介ですが、一度使い方をマスターすれば人生観が変わります。
非常にオススメなのですが、前述の通り使い方をマスターするまでが長いこと、あと、辞書のように大きくて持ち運びに厄介で、高価であることがネックです。
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フランクリンプランナーにも綴じ手帳タイプはあるんですが、紙が薄いのと、使い方は基本的に同じで難解なため、手軽にスケジュールとタスクを管理したいのであれば、これくらいがちょうど良いでしょうか。
こちらは月単位でタスクを管理するタイプですが、もっとたくさん書き込みたい方は1日1ページタイプをチョイスするのも良いでしょう。いろんな物事がこの一冊で管理できて、スライドジッパー付クリア塩ビ製カバーやペンホルダーまで付いて多機能なのが素敵ですね。価格もお手頃です。
手帳は人によって好みが異なりますが、片づける時間を作り、忘れ物(忘れ事)をなくすためには、(1)月間スケジュールが管理できて、(2)タスクのページに手が届きやすいこと、次に(3)罫線ページが多めにあることが重要だと私は考えます。
スケジュールはカレンダー形式のほうが視覚的に予定を把握しやすくて良いです。また、職業人の場合はともかくとして、年・月・週・日という具合に転記する必要が多いスケジュール帳は、その作業自体に無駄な時間が多く、非効率なうえに面倒臭いです。
フランクリンプランナーの場合はしおりや各ページでタスク管理ができ、予定とタスクが一目瞭然で良いのですが、そのような仕組みを持った手帳は他にはほとんどありません。ですから普通のスケジュール帳+罫線ページの手帳でも良いのですが、とにかくタスクを記入したページが開きやすいことが大事です。
あと、メモ用紙に書き散らかすことを防ぎ、一冊のノートですべての情報を管理するには、罫線ページがたくさんあることが重要です。その点で、見開き1日のものはメモを記入するところが多いうえに日ごとに管理しやすいので良いでしょう。
以上が片づける時間を作り忘れ物をなくすための手帳に必要な条件ですが、あまり難しく考える必要はありません。とにかく、1冊の手帳を携行し、そこにスケジュールとタスク(やるべきこと)を書いてみましょう。いきなり階段を高くする必要はありません。手軽に毎日実行できそうな方法で試してみてください。
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