お片づけブログメディア”cataso(カタソ)”に収納マンの新しい記事が公開されましたのでお知らせします。
⇒ ”汚部屋住人はダメ人間なんかじゃない!張本人ですら気づいていない大いなる勘違い”
2015/03/22追記:
楽天インフォシークのライフトピックスに今回の記事がピックアップされました!
2015/03/24追記:
スポットライトのライフハックにも今回の記事がピックアップされました!
汚部屋住人に上から目線で言ってるやつ、ちょっと来い
実は今回の記事はもともと”汚部屋住人に上から目線で言ってるやつ、ちょっと来い”という、ちょっと刺激の強いタイトルでした。最近のバイラルメディアやいわゆるライフハック系の記事を読んでいると結構”汚部屋住人”に関する記事があって、片づけの専門家ではないライターがマスコミが作り上げたステレオタイプの延長線上にあるようなことをテキトーに書いているように思うことが多いんですね。でもそれは事実とは異なると感じることが多かったため、反論記事的な内容を書こうと思ったんです。
でもどんなことでも否定することは簡単。そんなことはやっても無駄。だから”汚部屋住人”と言われる人やその関係者に応援メッセージになるような文章が書ければと考えたんです。
オススメ!『ホーダー 捨てられない・片づけられない病』
私は話すのも書くのも下手なので何を書いても十分なことは伝わりませんが、もし”汚部屋住人”に関心があれば、ランディ・O・フロスト氏とゲイル・スティケティー氏の共著である『ホーダー 捨てられない・片づけられない病』を一読されることをオススメします。
基本的に”汚部屋住人”について書かれているので、ちょっと片づけで困っている程度の人にはほとんど役に立ちませんし、画期的な解決策が書かれているわけでもないので「もやっ」とした後味が残る本ですが、私が今までに読んだ片づけ関連の本では断トツで一番の本です。
2人の著者は片づけのプロではなく、フロスト氏は心理学の教授、スティケティー氏は社会福祉学の教授ですが、この本は学者が”汚部屋住人”を観察してレポートしただけというような単純なものではありません。”汚部屋住人”に敬意を払い、一緒に片づけながら、解決策を模索するという内容です。その描写が生々しすぎて普通の人にはちょっと受け入れがたいかもしれません。ですが私としてはものすごく共感できるところが多いのです。
片づけの問題はつまるところ”価値観の相違”
”汚部屋住人”であれ、ちょっと片づけが苦手という程度の人であれ、人間関係における片づけの問題は、つまるところ”価値観の相違”だと私は思います。「出しっぱなしだと見た目が悪い」とか、「こんなつまらないものばっかり溜め込んで!」とか。それに対して「明日また使うんだからそのままで良いじゃない!」とか、「これはコレクター垂涎のものばかりだよ!」とか。多くの人にはゴミ以外の何物にも見えないモノがその人にとっては宝の山であったり。
私自身も反省すべき点がありますが、”汚部屋住人”もそうでない人も、相手に敬意を払わずに論じると価値観の押し付け合いにしかならないように思います。
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