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「おかず作り置き」は低ストレスで「総菜を買う」のは高ストレス女性!?

デパ地下のお惣菜・イメージ

以前に妻が夕食を作っていた頃、たまにデパ地下で買ってきた総菜を食卓に並べながら、「手抜きでごめん」と言うことがありました。

私はまったくそんなことは気にしないのですが、むしろ女性自身が気にするんですかね。腹立たしいほど亭主関白だった父をイメージすると分からない話ではないものの、もはやそんなことを気にする時代ではないと思います。

が、しかし。女性の敵は女性なのでしょうか。女性のストレスオフを研究しているメディプラス研究所・オフラボの調査によると、「総菜を買う」のは高ストレス女性だそうです。

「総菜を買う」のは高ストレス女性!?

ストレスレベル別 掃除・洗濯時間の工夫(メディプラス研究所・オフラボ調べ)

出典:PR TIMES(以下同)

上表はメディプラス研究所・オフラボが厚生労働省の調査と1800人の女性を対象にした独自調査から得られた「ストレスレベル別 料理時間の工夫」の実態です。分析のプロセスは非常に複雑なようなのであくまで結果だけを見ると、低ストレス女性は「おかず作り置き」、高ストレス女性は「総菜を買う」傾向にあるということです。

この結果を見て、デパ地下などで総菜を買ってくることが多い女性は「あー、ストレス溜まってるのかなー?」と思うこともあるかもしれません。しかし、ストレスオフを目指そうと思ったら総菜を買ってくるのは良くないという風に解釈することもできます。

私自身は男性ですし、総菜を買うこともまったくと言って良いほどありませんが、”高ストレス者は「できあいの総菜を買う」”と言われると何だかカチンと来ます。



「よく使うものはしまわない」のは高ストレス!?

ストレスレベル別 掃除・洗濯時間の工夫(メディプラス研究所・オフラボ調べ)

片づけのことに関しても調査が及んでいます。それによると、「なんでもすぐに片付ける」、「家族の着替えは同じ場所でする」のは低ストレス女性、「よく使うものはしまわない」、「洗濯物はたたまない」のは高ストレス女性だということです。

私自身は何でもすぐに片づける一方で、よく使うモノは出しっぱでOKだと考えています。また、家族は基本的に全員が衣裳部屋で着替えますし、洗濯物はちゃんと畳みますけど、別に畳まないという方法もアリだと考えています。

なんだかこの研究所が求める理想の低ストレス女性は、古き良き時代の女性像のようですね。

「イベント家事しかしない夫」を持つのは高ストレス!?

パートナー(夫)担当の家事(メディプラス研究所・オフラボ調べ)

この調査は女性に対してだけでなく、その配偶者の家事の取り組みにまで難癖をつけています。いわく、トイレ掃除、窓拭きなど、ちょっと面倒であったり、汚れが落ちにくい部分の掃除をやってくれる夫を持つ女性は低ストレス、お弁当作り、クリスマス・ハロウィンなどの飾りつけといったイベントのときだけ発生する家事しかしない夫を持つ女性は高ストレスだそうです。

我が家の場合は夫婦でまったく逆のポジションで、私はお弁当作りもクリスマスなどの飾りつけもしませんけど、そういうことをやってくれる旦那さんって素敵だと思いますけどねー。

今回の調査を実施したメディプラス研究所は、”理想や推測に頼るのではなく、科学的に研究・調査し、エビデンスを持ってストレスオフを実現する”ことを目的にしているそうです。しかしながら、度々この研究所から公表されている調査結果は首をひねるものが多いと感じます。

憶測ではなくデータに基づいた調査結果なので反論するのはなかなか難しいものの、現代の女性が置かれている立場を考えると、どうしても受け入れがたいと感じるところがあります。そういう意味では、問題提議としては大成功と言えるのでしょうか。

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コメント

  1. MAO より:

    お久しぶりです。
    ホームプロジェクター周りの記事は大変おもしろく読ませていただきました。
    今回のこの記事の調査結果というのは、以前のものと同様、なんだか微妙に納得しがたい結果のような……。
    たぶんですが、調査対象者のご家庭の状況、その方の生活の中でのプライベートとワークスの時間バランスや、精神的な余裕の有る無しとか、そういう数値化しにくい差異が原因なのかなあと推測したのですが調査の元データを見てみないと本当のところはわかりませんよね(苦笑
    「惣菜を買う」「よく使うものを出しっ放し」というのは、ちょっと前までは、専業主婦がほとんどだった時代には「家事の手抜き」という評価があったので、そういう価値観を若い頃にすり込まれていると、それをやっている自分に対して罪悪感というストレスを感じるというのは有り得ると思います。
    この調査結果からはストレスの内容がどういうものなのかという部分が見えてこないので、この調査の意図はなんなんだろうと思います。

    • 収納マン より:

      MAOさま

      おひさしぶりです^^

      ホームプロジェクターの記事、お読みくださいましてありがとうございます!
      私もとても貴重な体験をさせていただきました^^

      それはさておき、今回取り上げた調査は本当によく分からないですねー。
      どうも厚労省の調査で高ストレスに該当した人、低ストレスに該当した人、それぞれの普段の行動を比較したのが本調査ということのようですが、本調査の分析に間違いないとすれば、そもそもの厚労省の調査に問題があるのかもしれません。

      > この調査結果からはストレスの内容がどういうものなのかという部分が見えてこないので、この調査の意図はなんなんだろうと思います。

      私も同様に思います。
      調査結果を見ると、高ストレスというよりも単にイラチ、つまり性格の話のようにも思えます。
      調査の意図としては、単なる話題作りでしょうか^^;