【収納の問題です】ペンやハサミを探し回ることが多い原因は?

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文房具・イメージ

収納の問題

ペンやハサミを探し回ることが多いAさん。原因としてもっとも考えられるものを以下の3つの選択肢から選んで答えなさい。

  1. ペンやハサミをたくさん持っている
  2. ペンやハサミをあちこちで使う
  3. ペンやハサミの収納場所が決まっていない



解説と答え

選択肢1.~3.のいずれもペンやハサミを探し回ることが多い原因と考えられます。しかし強いて言えば、「2. ペンやハサミをあちこちで使う」ことがペンやハサミを探し回ることが多いもっとも有力な原因と考えられます。その理由について、以下、ひとつひとつ見ていきましょう。

片づかないお宅でも、一応、ペンやハサミの収納場所は決まっていることがほとんどです。ちゃんとペン立てに入れたり、引出しに入れていなくても、だいたいこのあたりという場所は決まっています。収納では「モノのおうちを決めましょう」ということがよく言われますが、一応決まっていることがほとんどなのです。

そのため、ペンやハサミを失った場合は、だいたいこのあたりという場所をまず探します。ですが見つかりません。それは結局、本来置いてあるはずの場所以外で使ってそのままにしてしまっていることが多いからです。

ペンやハサミをたくさん持っているということもペンやハサミを探し回ることになる原因となりがちです。片づけが上手な人は、ペンやハサミに限らず、モノを多く持ちません。ペンやハサミは1本ずつという状態にすることで、常にそれらを紛失しないように意識しています。また、同様に他のモノも多く持たないため、家中のモノが少なくなり、ペンやハサミを失っても探しやすい状態になっているのです。また言うまでもなく、ペンやハサミをあちこちに持ち歩くことなく、それらをよく使う場所に収納場所を決めて、できるだけそこで使うようにしています。

 

収納、片づけというと、しまい方の問題だと思われがちですが、今回の問題を見ても分かる通り、普段の行動のほうがむしろ大事なのです。つまり、どこで何をするかをしっかりと決め、そこに必要なモノを収納する。「もったいない」と言ってモノを捨てずに大切に放置しておくのではなく、限られたモノをひとつひとつ愛情を込めて保管しておく、といったことです。

裏を返すと、「モノのおうちを決める」ということはあまり大事なこととは言えません。普段の自分や家族の行動パターンに配慮してモノの収納場所を決めたり、本当の意味でモノを大切にすれば自然とモノの収納場所は決まるのです。

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