デスク周りの配線収納の基本は、まず電源タップを壁などに固定することが重要です。
逆に電源タップを床に置いてしまうと、掃除はしにくいし、床から机の上に何本も配線が伸びることになるじゃないですか。電源タップをデスクの天板に近い位置に持ってくることで、床から天板に伸びる配線は電源タップのケーブルのみとなり、掃除の際に邪魔になることもありません。
では、電源タップを壁などに固定するとしたら、どのような方法があるでしょうか?
- 電源タップを壁やデスクに木ネジで固定する
- スチールデスクの場合はマグネット付き電源タップを使う
あとはGarage(ガラージ)のパソコンデスクのようにオプションで配線トレーが用意されているものもありますが、意外と配線トレーを備えたデスクというのはほとんどありません。そこで登場したのがサンワサプライの「ケーブルトレーCB-CTシリーズ」というわけです(たぶん)。
サンワサプライ・ケーブルトレーCB-CTシリーズ
サンワサプライの「ケーブルトレーCB-CTシリーズ」は、上写真のようにデスクの天板の奥や横にクランプ金具で取り付けるケーブルトレーです。こちらのタイプですと奥行が95mmということですので、一般的な電源タップやACアダプターであればトレー内に収めることができるでしょう。
なお、こういう取り付け方ですので、背板があるオフィス用のスチールデスクには取り付けできません。学習机など木製デスクも背板があることが多いので、取付可能かよく確認したうえでご購入ください(取付可能な天板厚は10〜40mm)。
また、トレー状だとホコリが溜まりやすくてイヤだという方もいらっしゃるでしょう。そんな方にはワイヤーメッシュタイプもあります。そのほか、サイズ違いなどもありますので、選択肢が多くて良いですね。
コンセントはデスク天板上に欲しい!
サンワサプライのケーブルトレーを使えば配線が整い、見た目もスッキリします。でも、コンセントはデスクの天板上に欲しい、かと言って机の上に電源タップを転がしておくのはイヤ、という方もいらっしゃることでしょう。
学習机の件でも同様のご相談が過去に何度もあったんですけど、改めて調べてみたらあるもんですねー。同じくサンワサプライの「机上に設置可能便利タップ」(上写真)を使えば、天板にクランプ金具で電源タップを固定することができます。もっと口数が多いほうが良い場合は、デスククランプと専用電源タップをセットで買うと良いでしょう。
一昔前まではデスク周りの配線と言ってもパソコンなどある程度限られていましたが、今はスマホやタブレットなどのデジタルガジェットが身の周りに増えました。当然、配線収納も昔のままで良いはずがなく、個々のニーズに合わせて工夫が求められます。
いろいろ工夫して、見た目をスッキリさせるだけでなく、掃除がしやすくて使いやすいデスクを手に入れましょう!
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