前回はプランドゥーアイの「どこでもメモキャッチ・ゲル」という商品を紹介しました。パソコンのディスプレイの縁などに貼って、メモを何度でも手軽に貼ったり剥がしたりできるという優れものです。

今回ご紹介するのは、そのプランドゥーアイの期待の新商品。以前に紹介した「ココピタ」や「Fixate gel pads」のようにスマホやタブレットを壁面に貼ったり剥がしたりするのに便利な商品ということです。
いったい、どこがどう違うのでしょうか?今回はココピタと比較しながら見て参りたいと思います。
プランドゥーアイ・自撮りシート
プランドゥーアイの「自撮りシート」は現時点ではまだ試作品です。そのため、実際に販売されるものとは多少異なる可能性があることをまずご了承ください。
※こちらの商品はクラウドファンディングも含め、販売開始時期は未定です。
強粘着面に目印
自撮りシートは両面とも同じではなく、片面が強粘着となっています。しかし、粘着面そのものは見た感じ同じにしか見えません。触っても同じような感じです。そのため、強粘着面にはカラーシールを付けることで見て分かるようにしてあります。
粘着面はベタっとしていて、以前に紹介した家具転倒防止具の「スーパータックフィット」みたいな感じ。ココピタは吸着ジェルという感じでしたが、自撮りシートは強粘着シートという感じです。
ココピタとの比較
今回は「Fixate gel pads」よりも品質が良かったココピタと、自撮りシートを比較してみたいと思います。「Fixate gel pads」は久しぶりに出して来たら、変質して千切れてしまいましたからね(苦笑)
ココピタと自撮りシートを貼ってみた
しばらく貼ったままにしても邪魔にならないツルツルの面ということで、空気清浄機の前面にココピタと自撮りシートを貼りました。ココピタはグニャッとした感じですが、自撮りシートは安定している感じです。
カレールーを貼ってみた→24時間以上落下せず
まず、重量が180g前後のカレールーのパッケージを貼ってみました。180gと言ったら、5.8インチの「iPhone X」と同じくらいです。いきなりスマホを貼り付けて落ちたらイヤですからね(苦笑)
しかしながら、24時間以上経ってもどちらも落ちることはありませんでした。
タブレットをケースごと貼り付け→短時間で落ちた
今度は7インチのタブレットをケースごと貼り付けてみました。いずれも450g前後です。
その結果、ココピタは10分後に落下。一方で、自撮りシートのほうもその10分後に落下してしまいました。いずれもケース背面はザラっとしているので、それがダメだったんでしょうか。
タブレット画面側を貼り付け→自撮りシート勝利
それで今度はタブレットのケースを外し(=300g強)、画面側を貼り付けました。その結果、ココピタは3時間ほどで落下。自撮りシートは3日間放置しても落ちませんでした。
ただし、ココピタの耐荷重は以前の検証から1枚あたり250g程度と考えられます。対して、自撮りシートの耐荷重は1枚あたり600gです。少なくとも、自撮りシートのほうが強力だということが示されました。
自撮りシートのほうがシッカリしている
ココピタは剥がす際にビローンと伸びます。対して、自撮りシートは伸びることなく剥がすことができます。基本的に材質が異なるということだと思いますが、自撮りシートのほうが剥がしやすいことは確かです。
壁紙にマステ+自撮りシート
続いて、塩ビ壁紙の上にカモ井加工紙のマステを貼り、そこに自撮りシートを貼って、エアコンのリモコン(約140g)を貼り付けてみたいと思います。
1週間以上放置しても落下せず
結果、1週間以上放置しても落ちませんでした。すごく安定感があります。
マステごと剥がれてしまった
しかしながら、リモコンを手に取ろうとすると、マステごと壁から剥がれてしまいました(苦笑)気軽に貼って剥がせるというのではなく、貼ったままにするしかなさそうです。それならマステ+両面テープで良いですね。
以上、検証した結果、スマホなどを貼って剥がせるシートとしてはココピタよりも自撮りシートのほうが優れていると言って差し支えないと思います。自撮りシートのほうが強力で、しかも耐久性が高いと感じます。
一方で、自撮りシートはかなり強力に貼り付くので、剥がすのが結構大変です。あまり気軽に貼って剥がせるという感じではありません。ただし、これはココピタも同じようなところがあります。
そういうわけで、個人的にはこの手の商品の使い道がいまいちピンと来ません。自撮りをしたり、スマホやタブレットを壁面に固定して動画を見るには便利なんでしょうけど、頻繁に場所を変える場合は場所によって落ちるんじゃないかと心配になりますし、剥がすのがちょっと面倒です。
結局、ココピタも「Fixate gel pads」も買ってから放置したままですから、自撮りシートの使い方ももうちょっと考えてみないといけません。
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